----これってクローンの話ニャんだって?
「うん。
簡単にストーリーを説明しておこう。
ポール(グレッグ・キニア)とジェシー(レベッカ・ローミン)。
ふたりは、愛息アダム(キャメロン・ブライト)と共に、
幸せな家庭生活を送っている。
だがしかしアダムは8歳の誕生日の翌日、
不運にも交通事故に巻き込まれて死亡してしまう。
悲嘆に暮れるふたりの前に、
遺伝子学者ウェルズ(ロバート・デ・ニーロ)が現れる。
彼は夫妻の心の隙間を突いて、
ヒトクローンの創造の可能性を説き、
アダムを再生させないかと持ちかけるが…」
----またまたキャメロン・ブライトだ(笑)。
SF顔(ノラネコさん命名)にピッタリの話だね。
ん?と言うことは、彼はアダムと
クローン・アダムの両方を演じるということ?
「そういうこと。
夫妻は悩みに悩んだあげく、ウェルズの提案を受け入れる。
もっとも受け入れなければ
話はそこで終わってしまうわけだけど(笑)。
さて、物語はクローン・アダムが8歳になるまではつつがなく進む。
ところが、元のアダムがいまだ体験していない
8歳を超えた当たりから彼とその周りで異常が起こり始める。
アダムは父親よりもウェルズと親しげに会話をし、
建物が燃えている不気味な絵を描いたり、
汚い言葉を吐くようになったりする。
ぼくはこの映画に対して
観る前までは、
クローン・アダムに襲われる夫妻と言う
勝手なイメージを抱いていた。
しかしこのクローン・アダムはその夢に
狂気を持ったザカリーと言う少年が潜んでいるなど、
自身もこの異常事態を怖がっている」
----それはそうかもね。
神の領域であるはずの<命>を
クローン操作で勝手に生み出したんだから…。
「実は映画を観ながらふと思い出したのが
『ローズマリーの赤ちゃん』。
あの映画は赤ちゃんが生まれたところで終わる。
でも、もしその子が成長したら……と思ったわけだ」
----えっ、これってオカルト?
「いや、そういうわけじゃない。
ロバート・デ・ニーロのファウスト的なキャラが、
それを感じさせたってこと。
最近あまり使われないけど
この映画にはスリラーと言う言葉がピッタリ。
いったい、アダムに何が起こったのか?
これは比較的早いうちに想像がつくけど、
問題は、どう考えてもその<解決法>がないこと」
----どうして?
「クローン・アダムはDNAを運ぶ幹の細胞をジェシーの子宮に着床して誕生。
彼のすべてはあらかじめ<決定>されている。
もし、それを壊すとしたら、
クローンに<新たなルール>を作るしかない。
ネタバレになるから
あまり詳しくは言えないけど、
この映画はそのハリウッド的逃げ道さえも閉ざされているんだ。
そのため、エンディングもかなりモヤモヤが残る」
----すっきりしないんだ?
「うん。全てが明らかになった後も、
映画はすぐに終わりはしない。
ラストを延ばしに延ばすんだ。
すると、こちらとしても
どんな結末を迎えるんだろうと期待するよね。
でも一方では、その内容からして
結末を付けることはきわめて難しいことも見えてくる。
その葛藤の中、迎えるあのラスト。
う~ん。納得いかないなあ」
----こちらも「う~ん」だよ。
ネタバレしないように気を使っているからか、
言っていることが、よく分からないニャあ。
(byえいwithフォーン)
※クローンの最初もアダムだ度
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☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
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「うん。
簡単にストーリーを説明しておこう。
ポール(グレッグ・キニア)とジェシー(レベッカ・ローミン)。
ふたりは、愛息アダム(キャメロン・ブライト)と共に、
幸せな家庭生活を送っている。
だがしかしアダムは8歳の誕生日の翌日、
不運にも交通事故に巻き込まれて死亡してしまう。
悲嘆に暮れるふたりの前に、
遺伝子学者ウェルズ(ロバート・デ・ニーロ)が現れる。
彼は夫妻の心の隙間を突いて、
ヒトクローンの創造の可能性を説き、
アダムを再生させないかと持ちかけるが…」
----またまたキャメロン・ブライトだ(笑)。
SF顔(ノラネコさん命名)にピッタリの話だね。
ん?と言うことは、彼はアダムと
クローン・アダムの両方を演じるということ?
「そういうこと。
夫妻は悩みに悩んだあげく、ウェルズの提案を受け入れる。
もっとも受け入れなければ
話はそこで終わってしまうわけだけど(笑)。
さて、物語はクローン・アダムが8歳になるまではつつがなく進む。
ところが、元のアダムがいまだ体験していない
8歳を超えた当たりから彼とその周りで異常が起こり始める。
アダムは父親よりもウェルズと親しげに会話をし、
建物が燃えている不気味な絵を描いたり、
汚い言葉を吐くようになったりする。
ぼくはこの映画に対して
観る前までは、
クローン・アダムに襲われる夫妻と言う
勝手なイメージを抱いていた。
しかしこのクローン・アダムはその夢に
狂気を持ったザカリーと言う少年が潜んでいるなど、
自身もこの異常事態を怖がっている」
----それはそうかもね。
神の領域であるはずの<命>を
クローン操作で勝手に生み出したんだから…。
「実は映画を観ながらふと思い出したのが
『ローズマリーの赤ちゃん』。
あの映画は赤ちゃんが生まれたところで終わる。
でも、もしその子が成長したら……と思ったわけだ」
----えっ、これってオカルト?
「いや、そういうわけじゃない。
ロバート・デ・ニーロのファウスト的なキャラが、
それを感じさせたってこと。
最近あまり使われないけど
この映画にはスリラーと言う言葉がピッタリ。
いったい、アダムに何が起こったのか?
これは比較的早いうちに想像がつくけど、
問題は、どう考えてもその<解決法>がないこと」
----どうして?
「クローン・アダムはDNAを運ぶ幹の細胞をジェシーの子宮に着床して誕生。
彼のすべてはあらかじめ<決定>されている。
もし、それを壊すとしたら、
クローンに<新たなルール>を作るしかない。
ネタバレになるから
あまり詳しくは言えないけど、
この映画はそのハリウッド的逃げ道さえも閉ざされているんだ。
そのため、エンディングもかなりモヤモヤが残る」
----すっきりしないんだ?
「うん。全てが明らかになった後も、
映画はすぐに終わりはしない。
ラストを延ばしに延ばすんだ。
すると、こちらとしても
どんな結末を迎えるんだろうと期待するよね。
でも一方では、その内容からして
結末を付けることはきわめて難しいことも見えてくる。
その葛藤の中、迎えるあのラスト。
う~ん。納得いかないなあ」
----こちらも「う~ん」だよ。
ネタバレしないように気を使っているからか、
言っていることが、よく分からないニャあ。
(byえいwithフォーン)
※クローンの最初もアダムだ度
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解決法…ないですよねえ。
そうすると、どういうラストが一番良かった(納得できる)のかと言われると、難しいんですが。。。
あのクローゼットの表現、イマイチよくわからなかったのですが…つまりアダムは負けてしまったという解釈でいいんでしょうか?
りおさんのところにも
先ほどおじゃましました。
やはりハロウィン系のテンプレで
とても親しみを感じました。
これからもよろしくお願いします。
さて、映画の解釈……
正直、ラストは「なにこれ?」と
力が抜けた感じでした。
どちらにしても妙な映画でした。