ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『トランスフォーマー/ロストエイジ』

2014-07-28 17:17:36 | 新作映画
(原題:Transformers: Age of Extinction)



「いやあ、この映画は観ておいてよかったな。
この夏の大作で言えば、
『GODZILLA/ゴジラ』より、
ぼくは断然こっちを推すな」

----へぇ~っ。
これまでこのシリーズ、
自分には合わないと言っていなかった?
変身するシーンを観ているだけで目が疲れるとか…。
ストーリーだって
いつもとそうは変わらないんでしょ?
「それは確かにそうなんだ。
いま改めて思い出してみても、
人類の味方であるオプティマス率いるオートボットと、
その敵のディセプティコンとの戦い。
まあ、大筋はそんなに変わらない。
しかも、そこに
人類のひとりが大きく関与するところもね」

----その<ひとり>を演じるのがマーク・ウォールバーグってワケだニャ?
「そういうこと。
実は、このキャスティングが今回の成功の大きな要因。
映画の時代背景は前回から4年後。
すべてのトランスフォーマーが地球から去らない限り平和は訪れないと考えた米政府は、
CIAの指揮の下、人間と共に戦ったオートボットまでも次々と掃射していた。
そんな中、テキサスで廃品業を営む発明家ケイド(マーク・ウォールバーグ)は、
一台の古いトラックを持ち返る。
それは攻撃を受けて仮死状態のオプティマスプライムだった。
しかし、ほどなくオプティマスはCIAの襲撃を受け、
ケイドと一人娘テッサ(ニコラ・ぺルツ)を巻き込み、激しい攻防となる。
テッサの恋人シェーン(ジャック・レイナ―)の活躍で
間一髪命拾いをするケイドとテッサ。
一方、CIAは大企業KSI社長ジョシュア(スタンリー・トゥッチ)と手を組み、
人工トランスフォーマーを製造していた。
さらに、最強の戦士ロックダウンが何者かの指示の元、
オートボットの命を狙い、巨大な宇宙船と共に地球に襲来。
敵の目的を探るためKSIに潜入したケイドは捕まってしまう…」

----けっこう混みいってニャい?
このトランスフォーマーって、
どっちがオートボットで、どっちがディセプティコンか、
それさえ分りにくいのに、
これじゃあ、頭がこんがらがりそうだよ…。
「ぼくも前作まではそう。
もしかしたら作る方もそれを意識したのかな。
今回のオートボット・サイドは、
見た目のキャラがはっきりしているものばかりが登場。
人気のバンブルビー、これは黄色だからすぐわかるよね。
あとはあごひげを蓄えたハウンド、
鎧兜の姿をしたサムライ、ドリフト
それに空挺兵のクロスへアーズ
さて、話に戻ると、
今回は、年頃の娘テッサを持つケイドと
テッサの彼氏であるシェーン、
この3人のロードムービーとなっているところがユニーク」

----ロードムービー?
「そう。
父は恋人に睨みを利かせる。
それでも若き恋人たちは…。
と、このカンケイ性の中、3人は政府からの逃避行を続ける。
しかもオモシロいことにシェーンはレーシングドライバーという設定。
そのため、人間業とは思えないようなカーチェイスも
観ていて納得できるものに。
あとは、文字どおりのスケールの大きさかな。
トランスフォーマーを乗せるだけあって宇宙船が
とにかくバカでかい。
そこに娘テッサがオプティマスもろともさらわれて、
ケイドとシェーンが追う一幕もある」

----へぇ~っ。
ケイド、ほんとうに大活躍ニャんだ。
「うん。
今回は、もうマーク・ウォールバーグの独壇場。
舞台は、上海、香港へと移っていくけど、
香港では、まるでジャッキー映画を観ているかのような
垂直落下アクション>が楽しめる。
ぼくはここだけでも、もう一回観たいね。
キャラで言えば、あとはスタンリー・トゥッチ。
彼が最後、どのような行動に出るか、
これはちょっと想像つかないだろうな。
それと、これもこの映画のポイント。
果たしてトランスフォーマーを生みだしたのは誰か?
と、まるで『プロメテウス』 のような命題を持ち出してくる。
この続編が早くできないかと、
いまはそんな気持ちでいっぱいだね」




フォーンの一言「映像と音楽もきれいらしいのニャ」身を乗り出す

※とりわけ夕景の<画>が美しい度

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