ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『映画ドラえもん のび太と奇跡の島』

2012-02-24 22:15:01 | 新作映画
----今日は『ドラえもん』の新作。
あまり、えいが好きなアニメじゃないと思っていたけど…。
「そうだね。
いつもクライマックスであくびが出ちゃう。
このシリーズに限った事じゃないけど、
悪役と戦うシーンを延々と見せられるのってつまんない」

----なのに、今日喋っているということは、
いつもと違ったワケ?
「うん。それもある。
じゃあ、まずそのクライマックスの戦いから…。
いつもは、さっきも言ったように“わあわあ”の総力戦になるんだけど、
今回は、悪役が乗っている四足型ロボットと、
のび太が買っているカブトムシとの対決!
そのカブトムシにしても
ドラえもんの例の秘密道具で巨大化しているにすぎないんだけどね」

----ふうん。ところで今回はどこに行くの?
タイトルでは“奇跡の島”となっているけど…。
「この島は、
絶滅した地球の動物たちを集めて保護しているという設定。
もちろん、そんなことできるのは未来の地球人。
ということで、もちろんタイムトンネルが出てくる。
さて、今回の映画の最大の特徴、
それは、のび太の父親・のび助が
やはり、この島に、別の時代からやってくること。
同じ年齢のふたりが、島で共に冒険するんだ。
これを観て、思ったのは、
この映画は、“かつて、ドラえもんを見て育ったお父さん”向けにつくられているということ。
『クレヨンしんちゃん・オトナ帝国の逆襲』をかなり意識している。
あの『花びらの色は恋人の色』こそ使われてはいないものの、
“お父さん、家族のために頑張る…”を、
音楽をバックに時代を追って見せる。
ただ、『オトナ帝国の逆襲』ほど徹底していなく、
ちょっと遠慮がちにやってはいるんだけどね。
でも、のび太が生まれたときの回想シーンなど、
子ども連れでこの映画を観に来たお父さんは、
かなりじ~んとくるんじゃないかな」

----ニャるほど。
これは、かなり異色だニャ。
「そうだね。
ドラえもんの秘密道具がほとんど壊れてしまい、
修理に出してあることもそう。
で、その道具がないから戦えないというのび太に、
しずかちゃんは、
そんな人は嫌いだという。
そして、代わりにクローズアップされるのは
捕われの身の中、
ドラえもんたちが助けに来ることを信じるスネ夫だったり、
助けに行こうと真っ先に言うジャイアンだったり。
ぼくも、このシリーズ、すべてを観ているわけじゃないから
断言はできないけど、
やはり、かなりの異色作だったなと思うよ」



                    (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「『ドラえもん』シリーズも変わっていくのニャ」身を乗り出す
※甘栗旬という俳優も出てきた度

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