(英題:Sherlock Holmes : A Game of Shadows)
----昨日だっけ。
この映画ってツイッターで呟いたら、
耳に痛いご指摘をいただいちゃったよね。
「う~ん、お叱りというわけではないと思うけど、
安易な言葉で呟いてしまったのはまずかったかもね。
その呟きとは
『「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」、
これはオリジナル・キャラのエッセンスを使ったアドベンチャー・アクション。
エンターテイメント・ムービーだな。』というもの。
それに対していただいたレスが
『ホームズはともかく日本語名詞が一つも入っていないのに驚いた』。
でも、この映画、これにつきちゃうんだ。
ぼくが子どものころ読んだホームズとは別モノ。
というわけで、今回は、この呟きに添って話をしよう。
フォーンは、ホームズと言うと
どんなジャンルの物語だと思う?」
----それは決まっているよ。
推理モノ。ミステリでしょ?
「だよね。
ところが、この映画、
前作『シャーロック・ホームズ』 にもまして
その推理要素は後退。
推理も確かにあることにはあるんだけど、
それは最後の最後にホームズがモーリアック教授に対して優位に立った時、
“実はあの時…”という形でタネを明かすという、
いわゆる『木更津キャッツアイ』パターン。
本作最大の見どころは全編を貫くアクション。
もとより、原作でもホームズは格闘技に優れているとなっているし、
その描いているところは、決して間違いではないんだろうけど、
彼の武闘能力が並外れているために、
ミステリーの要素が影に隠れてしまうんだ」
----ちょっと待って。
そのモリアーティ教授というのは?
「これまた、
原作では人気のホームズのライバル。
今回は、そのモリアーティ教授が政商よろしく立ち回る。
表では国際会議に出席しながら裏では戦争の火種を作っている」
----具体的には?
「一見、アナキストの仕業であるかのように見せて
ヨーロッパ各地で爆破事件を起こしているという設定。
その真の目的は、戦争によって武器と包帯の需要が増え、
自分のふところが膨らむことにある。
さてそして、ここにもうひとりの新たなキャラ
ホームズの兄マイクロフトが登場。
このモリアーティとマイクロフトそれぞれを、
ジャレッド・ハリス、スティーブン・フライというふたりの名優が演じている」
----主演とかは変わらないんだよね?
ヒロイン役でレイチェル・マクアダムスもまた出てるんでしょ?
「うん。
ホームズがロバート・ダウニーJr.、
ワトソンがジュード・ロウ。
原作未読の、とりわけ今の若い人には自然に受け入れられるだろうね。
でも、くどいようだけど、
ぼくのような古い時代の愛読者にはね~。
映像にしてもあまりにカッコよすぎるんだ。
砲弾が飛び交う中での脱出、
そして前作にも出てきたホームズの“格闘予想”における
超スローモーションとストップモーションの組み合わせは、
この21世紀ならではの映像。
スタイリッシュすぎる。
そういえば、もうすぐ公開されるドラゴン・タトゥーの女』のオリジナル、
スウェーデン版でリスベットを演じたノオミ・ラパスも重要な役で出演。
こちらもファンには見逃せないかもね」
----あれれ?その『ドラゴン・タトゥーの女』、
観たはずなのに、まだお話を聞いてない気がするけど…?
「……mmmmmm」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「カッコよすぎるのが気に入らないというのは問題ではないのかニャ」
※だから「エンターテイメントとしては楽しめる」と言っているんだ度
こちらのお花屋さんもよろしく。
こちらは噂のtwitter。
「ラムの大通り」のツイッター
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☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はイギリス・オフィシャル・ダウンロードサイトより。
----昨日だっけ。
この映画ってツイッターで呟いたら、
耳に痛いご指摘をいただいちゃったよね。
「う~ん、お叱りというわけではないと思うけど、
安易な言葉で呟いてしまったのはまずかったかもね。
その呟きとは
『「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」、
これはオリジナル・キャラのエッセンスを使ったアドベンチャー・アクション。
エンターテイメント・ムービーだな。』というもの。
それに対していただいたレスが
『ホームズはともかく日本語名詞が一つも入っていないのに驚いた』。
でも、この映画、これにつきちゃうんだ。
ぼくが子どものころ読んだホームズとは別モノ。
というわけで、今回は、この呟きに添って話をしよう。
フォーンは、ホームズと言うと
どんなジャンルの物語だと思う?」
----それは決まっているよ。
推理モノ。ミステリでしょ?
「だよね。
ところが、この映画、
前作『シャーロック・ホームズ』 にもまして
その推理要素は後退。
推理も確かにあることにはあるんだけど、
それは最後の最後にホームズがモーリアック教授に対して優位に立った時、
“実はあの時…”という形でタネを明かすという、
いわゆる『木更津キャッツアイ』パターン。
本作最大の見どころは全編を貫くアクション。
もとより、原作でもホームズは格闘技に優れているとなっているし、
その描いているところは、決して間違いではないんだろうけど、
彼の武闘能力が並外れているために、
ミステリーの要素が影に隠れてしまうんだ」
----ちょっと待って。
そのモリアーティ教授というのは?
「これまた、
原作では人気のホームズのライバル。
今回は、そのモリアーティ教授が政商よろしく立ち回る。
表では国際会議に出席しながら裏では戦争の火種を作っている」
----具体的には?
「一見、アナキストの仕業であるかのように見せて
ヨーロッパ各地で爆破事件を起こしているという設定。
その真の目的は、戦争によって武器と包帯の需要が増え、
自分のふところが膨らむことにある。
さてそして、ここにもうひとりの新たなキャラ
ホームズの兄マイクロフトが登場。
このモリアーティとマイクロフトそれぞれを、
ジャレッド・ハリス、スティーブン・フライというふたりの名優が演じている」
----主演とかは変わらないんだよね?
ヒロイン役でレイチェル・マクアダムスもまた出てるんでしょ?
「うん。
ホームズがロバート・ダウニーJr.、
ワトソンがジュード・ロウ。
原作未読の、とりわけ今の若い人には自然に受け入れられるだろうね。
でも、くどいようだけど、
ぼくのような古い時代の愛読者にはね~。
映像にしてもあまりにカッコよすぎるんだ。
砲弾が飛び交う中での脱出、
そして前作にも出てきたホームズの“格闘予想”における
超スローモーションとストップモーションの組み合わせは、
この21世紀ならではの映像。
スタイリッシュすぎる。
そういえば、もうすぐ公開されるドラゴン・タトゥーの女』のオリジナル、
スウェーデン版でリスベットを演じたノオミ・ラパスも重要な役で出演。
こちらもファンには見逃せないかもね」
----あれれ?その『ドラゴン・タトゥーの女』、
観たはずなのに、まだお話を聞いてない気がするけど…?
「……mmmmmm」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「カッコよすぎるのが気に入らないというのは問題ではないのかニャ」
※だから「エンターテイメントとしては楽しめる」と言っているんだ度
こちらのお花屋さんもよろしく。
こちらは噂のtwitter。
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※画像はイギリス・オフィシャル・ダウンロードサイトより。