ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『ロシアン・ルーレット』

2011-05-25 22:57:16 | 新作映画
(原題:13)



----これって
あの『13/ザメッティ』のハリウッド・リメイクだよね。
しかも監督自ら手掛けたんだって。?
「うん。ということで、
詳しいストーリーはそちらを参考にしてもらうとして、
今回、なるほどと感じたことをいくつか…。
まずはこれから。
同じ話を、、
ハリウッドで作りなおせばどうなるかということから…」

----それは興味深いニャあ?
「まず言えるのが、
物語はすでに一回語られているわけだから、
インパクトは失せちゃうってこと。
果たして、このロシアン・ルーレットで
だれが生き残るのか?
そして生き残った後、どうなるのか?
これが、すべての中ですぎてゆく。
つまり、第一作目ほどの緊張感はないんだ。
もちろん、それには前作がモノクロ、
しかも無名の役者ということもあって、
いわゆるドラマというのではなく
ドキュメンタルな要素が強かったからでもあるんだけどね」

----じゃあ、あまりノレなかた…?
「ところが、ここが
映画の持つオモシロさで、
今回、主演のサム・ライリーよりも有名な俳優が脇でふたりも出演。
ひとりは病気の兄(レイ・ウィンストン)をプレイヤーに仕立てる弟役のジェイソン・ステイサム
もうひとりは、刑務所から無理矢理出所させられ、
プレイヤーに仕立てられる役のミッキー・ローク
実は、正直に言うと、
彼らのエピソードが前作にあったかどうか覚えていないんだ。
ところが、今回は間違いなく
長く記憶に残る。
これがハリウッドでリメイクする意味のひとつだなと…。
もちろん、主人公のドラマだけにスポットを当てた方が、
生活に窮した男の現状脱出という物語を
より浮き上がらせることは間違いないんだろうけど、
このような横への広がりを持たせるのも、
これはこれでオモシロい。
ミッキー・ロークは相変わらずの汚れ役。
一歩のジェイソン・ステイサムは『フレンチ・コネクション』
ポパイを思わせる服装。
いろいろ言われるかもしれないけど、
ぼくは、なかなかよかったと思うよ」



                    (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「でも、このゲームだけは勘弁だニャ」もう寝る

※ストーリーは『13/ザメッティ』を参考にしてほしい度

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