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ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『バイオハザード2 アポカリプス』(byえい&フォーン)

2004-08-21 21:43:33 | 映画
----そういえば、昨日は映画の話がなかったにゃ。
なんか観てたんじゃなかったっけ。
「『バイオハザード2 アポカリプス』だね」。
----「2」ってつくからには続編だね。
「そう、前作は
Tウイルスが蔓延した地下の研究施設からヒロインのアリスが地上へ。
でも、そこもTウイルスに感染されていた…で終わってたけど、
今回はその続き、36時間後の地上でのお話。
で、もう言ってもいいと思うけど、これって結局はゾンビもの。
前作ではその言葉を使わないように宣伝側は苦労してたけどね…」。

----じゃあ、また同じパターン?。
「今まで一緒に戦ってた仲間が噛まれて攻撃してくる敵側に。
さあ、彼らは元の仲間を撃ち殺すことができるか?…
というところは同じだね。
ただ、今回は新たなキャラクター、ネメシスが出てきて、
その扱いがけっこうヒロイン、アリスを悩ませてしまう。
あっ、ヒロインといえば、
ぼくの好みはセンナ・ギロリー、ジル・バレンタイン役の方だね。
どうもミラ・ジョヴォヴィッチって好きになれないね」。

----そんな好みで喋っていいの? 
「そりゃ、いいだろ。評論してるわけじゃないしね」。
----う~ん、そう言えばそうだにゃあ。

※タイトル中の「2」は正しくはローマ数字です。

「猫婦人」(byフォーン)

2004-08-19 23:28:41 | 映画
またまたアニキが変なプレスを
持ち帰った。
なんだこれ? 女の人が猫のマネしてる。
かなり変だぞ。
なになに『キャットウーマン』。
「猫婦人」かよ~~~~。
なんで人間が猫になりたがるかにゃ?
アニキが言うには
「肌露出しすぎで、人間っぽくなりすぎ」だそうだ。
アニキは「こうもり男」に悪役で出た
ミシェル・ファイファーの「猫婦人」の方が好みらしい。
しかも顔を中途半端に隠してた最初の方では、
ハル・ベリーが研ナオ○に似てたんだそうな。
それってどうなの?
で、彼女がなぜ「猫婦人」になったかというと、
ビルの高いところから降りられなくなった猫を
このヒロインが助けたことがきっかけらしい。
で、アニキはどうなの?
「高所恐怖症だからな…」。
そうかい、そうかい。わかりました。

『オールド・ボーイ』(byえいwithフォーン)

2004-08-18 00:00:55 | 映画
----なんだよこの猫たち。
「いや、詳しくは日記に書いたんだけどね。
もう一枚、撮ったものだから。
黒猫の顔を見ていると、
その悪魔みたいな顔がフォーンの
小さい頃にそっくり。
みんな成長するにつれ可愛くなるんだよな…としみじみ」。

----もう“オールド・ボーイ”だにゃ。
すぐ感傷的になるんだからにゃ。
「そう、今日はその映画の話。
『オールド・ボーイ』は日本のコミックを基にした韓国映画。
でも、いわゆる“韓流”と呼ばれる
ムードに流されるタイプのものとは違って
『殺人の追憶』のようなしっかりとした作りのドラマ。
理由も分からず15年も監禁された男が、
解放後、その理由を知るための死のゲームに
参加させられるというもの」。

----なかなかオモシロそう。 
「だろう。ポイントはなぜ監禁されたかより、
なぜ解放されたかなんだ。
カンヌでも凄い評判になり、グランプリ受賞。
ハリウッドでのリメイクも決まったらしいよ」。
実際、クライマックスでの
『いまから何が起こるんだろう?』という
スリリングな展開は動悸が高まりっぱなし。
監禁と解放の理由が徐々に分かっていくけど、
それを知るのがこちらも怖い。
いやあ、緊張したね」。

----それで、今日遅くなったわけ?
「いや、ちょっと、わちに。
だってオール半額だったんだもん」。

----監禁されてなくてよかった。
「mmmmmmmmm」

『ヴィレッジ』(byえいwithフォーン)

2004-08-17 00:32:23 | 映画
-----なんか難しそうな文、読んでるね。
「映画『ヴィレッジ』の試写を観るにあたって
契約書にサインなくてはならなかったんだ」。

-----そりゃまた大げさダニャ。なになに。

契約書

M.ナイト・シャマラン監督最新作「ヴィレッジ」を
ご鑑賞になるマスコミ及び関係者の皆様へ

ブエナ ビスタ インターナショナル、タッチストーン ピクチャーズ、
そして「ヴィレッジ」製作者よりお願いがございます。
この映画には、大きな秘密が隠されています。
つきましては、まだ観ていないお客様の為にも、
ストーリーの詳細に関しましては、
決して他言なさいませんようお願い申し上げます。
ご覧頂く前に、以下にご署名ご協力お願い致します。

私、---------は、この映画の秘密について、
決して他言しないことを、ここに同意いたします。


「ね、すごいだろう」。
----で、映画の紹介は?
「そりゃあ、やっちゃいけないんだろうな。
ま、言えることはシャマラン節炸裂!
よくまあ、考え付いた。あんたはエライってとこかな」。

-----わかんないなあ。
「だって、言いたいけど言えないんだもん」。

映画パンフレット&シネラマ(byえい+フォーン)

2004-08-12 20:47:41 | 映画
----また、古いもの持ち出してきたね。
「うん、『スター・ウォーズ』が
最初に公開されたときの
パンフレットなんだ。
『未知との遭遇』もあるけどね」。

----なんで、また?
「『暗くなるまで待てない』(※ブックマーク参照)の
『映画探偵団』(※ブックマーク参照)のサイトに
“映画館の名前が書いてあるパンフがあるけど、
これって何だろう?”って内容の質問が来たんだね。
で、そのときは気づかなかったんだけど、
後で、そういえば自分も持ってるなって思ったわけ」。

----この「テアトル東京」ってのがそれにゃ?
「当時、シネラマの映画に対応できた日本でも数少ない映画館。
いまではホテル西洋銀座になってるけどね」。

----よく分かんないけど「シネラマ」って響き、レトロでいいにゃ。
「「シネラマ』は映写機3台も使って映写するんだよ。
そういえば、さらに昔は『総天然色』なんて言葉もあったな」。

----ほらほら、またおじさんチックになってる。
「……mmmmmmmm」

『リバイバル・ブルース』(byえい+フォーン)

2004-08-11 00:25:07 | 映画
----『リバイバル・ブルース』って変なタイトル。
「そうだよね。出てるのが奥田瑛二、内藤剛志、桃井かおり。
これだけでも、けっこうきてるよね」。

----く~っ、渋すぎる。そんなの観るのどんな人?
「50代以上の中年を相手にしたいんだろうけど、
日本映画の現状として、彼らがわざわざこんなお話を
観にくるか疑問だなあ」。
 
----どんな話?
「かつてブルースのバンドを組んでた仲間がいて、
解散した後、それぞれの道を歩んでるんだけど、
その解散のきっかけとなった男が、
沖縄でお店をやってる昔のメンバーのところへやってくる。
で、本人はビジネスマンとして成功してるワケで、
前半はその辺りの友情と葛藤が描かれる。
沖縄の店や、3人の会話がいかにもあるある...って感じ」。

----なんかあまり聴きたくないにゃあ。
「いや、このあたりはまだ見られるんだけど、
キツいのはこの後。沖縄に行ってた男が末期癌。
で、それを元仲間が献身的に介抱する」。

----いい話じゃにゃあの。
「そうかなあ。即興演技でドキュメンタリー的な撮影。
生々しすぎるよ。
監督はクロード・ガニオンっていうカナダの人。
かつて『Keiko』という映画を作ってて、
そのとき同時上映だったのが『もう頬づえはつかない』。
その主演が奥田瑛二&桃井かおりコンビ。
いやあ、時が流れるのは早いね」。

----アニキも年を取るはずだにゃあ。
「……mmmmmmmmm」

『釣りバカ日誌15』(えい+フォーン)

2004-08-09 22:43:33 | 映画
朝からお魚の映画観たんだって?
-----「とは言ってもお魚を釣る映画だけどね」。
で。もう一本はプロレスの映画。
-----「そう、『お父さんのバックドロップ』。
   今年は『ワイルドフラワーズ』『MASK DE 41』
   それに『ホネツギマン』と、プロレス映画が多いね」。

で、お魚の映画は?
-----「う~ン。副題に『ハマちゃんに明日はない!?』と
   ついていて、それでリストラの話だから、
   ハラハラドキドキの展開になるかと思いきや、
   江角マキ子扮する経営コンサルタントの
   仕事に対する悩みに話がすり変わっちゃう。」

だって映画だし、あのシリーズってコメディなんでしょう?
あまり、キツイ話やれないんじゃないの。
-----「いや、そうでもないよ。『12史上最大の有給休暇』なんて
   けっこうシリアスで、ビックリしたことがある。
   ラストなんて時代に対する覚悟を語ってたもの。
   ところが今度の映画は
   小津安二郎の『麥秋』をなぞった展開。
   しかもスーさんがその映画を観ている奥さんに
   『原節子みたいな女性は今いないね』と言うのに対して、
   『だってこれは映画、夢』と答えてしまう。
   あれは言っちゃいけないね」。

なぜ?
-----「だって、いまぼくらが観ているこの『釣りバカ』も映画。
   なのに、
   所詮これも“夢”の中のお話と言い切ってしまってる。
   それじゃあ、みもふたもないよ。
   こんな幸せな話は映画だけで
   実際にはないと開き直ってる」。

う~ん、よく分からないな。で、お昼は何を食べたの?
-----「サバ塩定食。」
いいにゃあ。 

      

『姑獲鳥の夏』映画化(byフォーン)

2004-08-06 21:14:12 | 映画
そう言えば一時期、えいは京極夏彦をよく読んでいた。
こんど代表作の『姑獲鳥の夏』が映画化されるらしい。
おっ、手に紙を持って現れたぞ。なになに?


(A)の予想
関口巽・・・・・・・・・・西島秀俊
中禅寺秋彦(京極堂)・・・浅野忠信
榎木津礼二郎・・・・・・・窪塚洋介
木場修太郎・・・・・・・・新井浩文

(B)の予想
関口巽・・・・・・・・・・石橋 保
中禅寺秋彦(京極堂)・・・京本正樹
榎木津礼二郎・・・・・・・阿部 寛
木場修太郎・・・・・・・・竹中直人

(C)の予想
関口巽・・・・・・・・・・石井政則
中禅寺秋彦(京極堂)・・・野村萬斎
榎木津礼二郎・・・・・・・陣内孝則
木場修太郎・・・・・・・・役所広司



どうやら会社の人たちと、
それぞれの役を誰がやったらピッタリか予想しあってたらしい。
そう、映画化の情報は2月からつかんでたからにゃ。

だが、結果は

関口巽・・・・・・・・・・永瀬正敏
中禅寺秋彦(京極堂)・・・堤 真一
榎木津礼二郎・・・・・・・阿部 寛
木場修太郎・・・・・・・・宮迫博之


う~ん、当たってたのは
(B)の榎木津礼二郎・・・・・・・阿部 寛  のみ。
なかなか厳しいにゃ。ところでえいは(A)(B)(C)どの人?

...........「mmmmmmmmmm」

渥美清の命日に(byフォーン+えい)

2004-08-05 18:08:22 | 映画
昨夜は遅かったね。
-----「うん、『隠し剣 鬼の爪』の試写会に行ってたんだ。
   東京国際フォーラムに4000人以上のお客さん。
   ゲストも山田洋次監督を始め、永瀬正敏、松たか子ら
   10人の出演者たちが舞台挨拶。
   映写スクリーンは横幅20メートル、
   スピーカーは100台。
   しかも冨田勳指揮、53名のオーケストラによる
   映画音楽生演奏と、スゴイことづくめだったよ。」

で、映画の方はどうだったの?
-----「『たそがれ清兵衛』が藩命に従わざるを得なくなる
   腕の立つ武士を描いていたわけだけど、今回も同じ。
   ただ、この映画では“その先”を描いている。
   前作は“従う”ということで、
   後は自分の生活に戻っていたけど、
   ここでは山田監督らしい反骨精神と個人主義が出ているね。
   時代の影響もあるんだろうけど、
   そこで人によっては好き嫌いが分かれるかもだね。」

ふ~ん、客席の反応は?
-----「終わってから、なんとスタンディング・オベーション。
   普通の拍手じゃないんだ。
   みんな監督と役者に向かって立って拍手してたよ。
   ちょっと映画的なことを言えば、
   ぼくとしては主人公がプロポーズするときの
   キャメラワークが好きだね。
   1カットの静かなクレーン移動撮影。
   永瀬が告白するときは永瀬の顔を写し、
   それに対してどう受け答えるかを
   今度はキャメラが周り込み、松たか子の顔を写し出す。
   つまりそのゆったりとした時間の間、
   観客も彼女の心理や言葉、
   表情を想像しちゃうと言うわけ。
   いやあよかったな。」

確か、もう1本観てたよね。
-----「あっ、『シークレット・ウインドウ]ね。
   これはスティーヴン・キングでジョニー・デップ主演。
   主人公が小説家で、
   そこに『お前はオレの本を盗作したろう。』と
   人がやってくる。
   ま、オチはだいたい読めるけど、
   デップがうまいから許せちゃう(笑)」

しかし、ほんとよく観るにゃあ。
-----「山田監督も言ってたけど、今日は渥美清の命日だからね。」

『シュレック2』(withフォーン)

2004-08-01 23:08:18 | 映画
日曜日というのにアニキが出かけた。
月に一度の映画の日が休みと重なったのだとか。

観たのは『シュレック2』。
話によると涙が出るほど笑ったらしい。
-----「それもおまえがいるからだよフォーン」。
どういうこと?
-----「いやあ笑える笑える。とりわけ“長靴をはいた猫”が…。
   あれは猫のことをよく知っている人が作ってるね。
   戦おうとして、急に具合が悪くなってエッエッエッ。
   どうしたんだろうと思ったら毛玉を吐いている(笑)。
   剣を片手に敵に雄々しく立ち向かって、
   向こうがビビるんで、どんな顔してるのかな?
   とカメラが切り返すと、
   つぶらな目で、お願い猫さんのポーズ。(爆笑)
   猫と暮らしている人にはたまらないね。」

....って、それだけかい。
------「いや、映画や童話のパロディいっぱい。
   『E.T.』『ミッション:インポッシブル』
   『恋のゆくえ~ファビュラス・ベイカーボーイズ』など、
   オリジナルに気がついたときにはホント嬉しいね。」

ぼくが観ても分かるかな?

--------mmmmmmmmm。

「ニワトリはハダシだ」(byフォーン&えい)

2004-07-30 23:53:42 | 映画
「ニワトリはハダシだ」。

そんなのあたりまえじゃないかって言ったら、
アニキは「そうなんだよ。そこにこの映画の意味があるんだ」なんて言ってた。
この映画の監督・森崎東という人は、
最近では珍しい(これもアニキの言葉)根っからの反体制の人らしい。
.....って、この意味もよく分からないんだけど。
で、このタイトルは
「あたりまえのことが、あたりまえでなくなってきた世の中への違和感」
も含めているんだとか。
いや、今日のアニキの話は、ボク、フォーンにはチンプンカンプン。
というわけで、はい、ここからアニキね。

「そんな森崎監督だけあって、
日本ではタブーとされてきたさまざまなテーマが盛り込まれている。
お話は重度の知的障害を抱えた少年が、
検事の収賄事件の証拠となる自動車の型やナンバー、さらには裏帳簿の数字まで丸暗記。
そのために命が狙われると言うもの。
で、そこに在日朝鮮人の話や汚水公害まで絡んでくる。
けっこうオモシロくなりそうなんだけど。
話を詰め込み過ぎた上に、寓話的に描いたため、
権力に少年の命が狙われるという怖さや緊迫感が失せた気がするな。」


う~ん、明日は休みだし、映画じゃない話をしようよ。

mmmmmmmmm「はい。」


ニコラス・ツェーはカッコイイ。(withフォーン)

2004-07-29 23:21:22 | 映画
ティラミスってお菓子だよね。
-----うん。
そんなお菓子の話で映画になるの?
-----そこが映画のオモシロさ。
  お菓子にまつわるエピソードを
  広げて映画にしちゃうんだ。
  もっともこの映画の原題は『戀愛行程』。
  一種のゴーストストーリーだけどね。

ひぇ~!ぼくオバケ嫌いだ。
-----なに、言ってるんだか?
  よく天井、じっと見てるじゃないか?

あ、あれはオバケじゃないの。虫なの。
で、『ティラミス』はどんな映画?
-----偶然の出会いで恋が芽生えたばかりの二人。
  ところが女性の方が交通事故で死んでしまう。
  で、彼女がこの世に残していた想いを
  彼が叶えようとして、ある奇跡を起こすのさ。

なんかよくある話って感じ。
前にも何度か聞いた気がするにゃア。
-----違う世界に住む恋人たちの愛。
  果たして最後は結ばれるかどうか?
  その一点で観る人の興味を引き付け、
  最後まで引っ張っていっちゃう。 
  この手のラブファンタジーは世界共通。
  ただ、香港映画は徹底してベタだね。
  甘い音楽がずっと流れっぱなし。

でも、知ってるよ。まあまあ満足してるでしょ?
-----うん、ニコラス・ツェーが相変わらずカッコイイからね。
  映画向きの顔ってやつだね。
  ヒロイン役のカリーナ・ラムもさとう珠緒を
  スッキリさせた感じで最高。
  いっぺんにファンになっちゃった。
  その友人役キャンディ・ローの陰りある感じもいいけど。

でも、えいにはどっちも高望みだね。

-----mmmmmmmm

ヘイデン・クリステンセン(withフォーン)

2004-07-28 22:30:51 | 映画
だれ、この男の人?
----「ヘイデン・クリステンセン。
 『スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃』で
  若きダース・ベイダー、アナキン・スカイウォーカーを
  演じた男さ。」

そんな有名な人、ここに載せて問題にならないの?
----「映画のシーンじゃなく、プレスそのものを
  写しているんだから、大丈夫......のはずだけど」

頼りないなあ。で、どんな映画?
----「『THE NEW REPUBLIC』という大統領専用機に
  唯一設置されている雑誌があるんだけど、
  そこの編集者が記事を次々と捏造。
  ついにバレてしまうというお話なんだ。」

オモシロそうだにゃあ。
----「そうなんだ。普通に考えればすぐに捏造と分かるニュース。
  でもその愛すべき人柄のため、捏造した本人よりも
  周囲は彼をかばわない編集長に怒りの刃を向ける。
  好青年に見えた主人公が徐々に追いつめられ、
  嘘に嘘を重ねていく過程をクリステンセンが好演…。
  でも、やっぱり嘘はいけないね。」

でもぼくらだって嘘ついてるよ。
ぼく、本当は人間の言葉しゃべれないもの。  
----「これはフィクションだからいいの。」

それを言っちゃあ、おしまいだにゃあ。

泣いたらしいんだにゃあ。(byフォーン)

2004-07-23 23:55:35 | 映画
………。
うちのアニキが………泣いたらしい。
その映画は
『スクール・ウォーズ HERO』というそうにゃ。
照英とかいうムキムキマンが主役。
元全日本のラグビー選手が
暴力の嵐吹き荒れる高校の講師に呼ばれて、
その生徒たちと向かいあってラグビーを教える。
で、その中で生徒も生まれ変わっていくって…。

おいおい、なんか少しクサくないか、アニキ。
だが、アニキは本質的にこの手の話には弱いんだ。
子供の頃から、よくTVの「中学生日記」を見ては
ボロボロやってたんだとか。
恥ずかしいにゃあ。
ま、それだけツボだったってことか。
昨日の『ラ・ピエトラ 愛を踊る女』
主人公が末期癌と言う悲しいお話なのに、
なんかシラケてたしにゃあ。

おいおい、またなんか写真持ち出してきたぞ。
ん、なになに、ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ
そうか『アイ,ロボット』の試写だにゃ。
「この映画館、映画にピッタシ。
宇宙船の中みたいだろ」だって。

そりゃ、言いすぎというやつじゃないかにゃあ。

『LOVERS』(byフォーン+えい)

2004-07-21 00:00:05 | 映画
今日、アニキは帰りが遅かったのだ。
そういえば「今日は夜の試写がある日」
と言っていたっけ。
聞きなれない言葉だが、
試写には昼やっている通常のマスコミ試写と
夜に映画館である完成披露試写とがあるらしい。

「いや、まだ他にもあるよ」

これは初登場、アニキの言葉だ。
で、どうだったんだろう。昼にも行ったみたいだけど…。

「昼のはもう記憶の彼方。『SURVIVE STYLE5+』とかいう、
よくいえばキッチュだけど、ま、CMを何本か集めたような映画。
それよりは夜の『LOVERS』だ。
チャン・イーモウの『HERO』に続く武侠映画。
二作続けてだけど
スタイルに凝りすぎて少しぎこちなかった前作に比べて
今回はエモーションいっぱいの愛のお話に仕上がっている。
でいて、アクション、踊りも、今までのレベルを越えてる。
竹林の戦いなんて
『グリーン・デスティニー』の比じゃないね。」

おいおい、なんか止まらなくなってきたよ。
だれが出てるのかにゃあ。

「金城武にアンディ・ラウにチャン・ツィイー。
金城なんて久しぶりにいい役もらったって感じだね。
物語は二転三転。最後まで読めないし、
色彩も目を疑いたくなるほど素敵なんだ。
音楽は日本の梅林茂。
なんとキャスリーン・バトルが歌ってるんだよ。
おい、フォーン。聞いてんのかよ。」

ムニャムニャ。  (_ _)Zzz ぐぅ~