ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

山麓リボンの道2 道しるべ

2015年08月07日 21時17分02秒 | ウォーキング

六甲山ろくが、傾斜が急であったり
緩やかだったりの入り組んだ地形であることや、
何本も川を横切るために
道路は複雑に上り下りし、
右へ左へとクネクネと曲がりくねっている。

こんなリボンがあったら
さぞやこんがらがるだろうて。

だから、こんな見通しの悪そうな道路になるのも
仕方がないのかもしれない。



ただし、住んでいる人多いので
バスの便はしっかりしていそうだ。
これが、「どんぐりバス」の停留所。



え~っと、乗車賃は、区間の数のどんぐりで
形は猫バスになっています・・・て
んなわけはないか。

歩く道はこんな狭い路地も抜けて行く。



そこにあったのが真光寺。



神社仏閣は、
道標だけでは心もとない複雑なコース上の
貴重なもうひとつの道しるべとなる。

そうそう、この道沿いには大学も多い。
今は夏休みの時期だから
学生も少ないけど、
それらもきっと地図とにらめっこして歩くときの
いい目印になるはずだ。

神戸薬科大学に続く道の横には



「中野八幡神社」がある。



街中で神社と言えば
大きな樹があって
遠くからでもよくわかるのだが、
このあたりは緑が多いため
樹はあまり目印にはならないだろう。

手持ちの簡単な地図と照らし合わせながら歩くほかはない。
もしかしたら、神戸市役所にでも行けば
詳しい地図でもあるのかもしれないので、
後で調べてみよう。

中野八幡の参道の石段を登って行くと



その脇に奇妙な形の木の根があったぞ。



まるでトリケラトプスのような形の木の根じゃないか。

ナニコレに投稿してみるかね。

由緒書によるとこの神社は
「マムシの神様」とも言われているそうだ。
さすがに間近に山の迫る地域である。

「ハブ」の神様でなくてよかった。

境内からリボンの道に戻るためには
こんな坂道を下っていく。



ここまで結構登ってきたと思ったら、
そこから遠くには湾岸部の高速道路も見えていたな。
これから先も眺めがいいかも、リボンの道。

途中、こんな「風呂の川」という
変わった名前の川も横切る。



その昔、風呂代わりに浸かっていたのかなあ、
それとも「古い川」がなまったのかなあなどと、
こういうのを見ると、
あれこれいわれを考えてしまうよなあ。

早速いろいろ調べてみたけど、
唯一それらしい「風呂谷」という
谷の記述を見つけたが、
それも有馬の方だし、
結局のところよくわからなかった。

しばらく歩くと「小路八幡宮」に到着。



ここに来て最初に目に入ったのがこれ。



少し前に尼崎を歩いた時に、
神崎川近くの西川八幡宮にあった
「尼崎藩の領界碑」の仲間だ。

そして、要玄寺川の近くには「西光寺」があり、



そこにはちょっと珍しい
「キリシタン灯籠」がある。

灯籠の棹の部分が四角で
上部にわずかにふくらみがある。
隠れキリシタンの灯籠と言われているそうだ。
それがこれ。



そういわれれば十字架に見えなくもない。

この寺の辺りにはさらに大きな家が多い。

とうてい個人の住宅には見えないこんな家や



立派な石垣のある家、



そして山の中腹にはこんな御殿も。



どんなお仕事をしてたら
こんな家に住めるんでしょうねえ。

このあたりから道は岡本八幡神社の方へと
グングン登って行かねばならない。

それにしてもこのあたりには八幡宮が多い。
何か理由でもあるのだろうか。

ここまで歩いたのはわずか4キロだけど、
かなりアップダウンがあって、
歩きの満足感はある。

この日は土曜の丑の日で、
豆腐でウナギもどきを作ると
ミセスに宣言してあったので、
早く帰ることにしよう。

このリボンの道はこういう風に
比較的自由に歩けるからいいな。

これからも不意に時間ができたときなんかに、
ふらっと来てみるのもいいかもしれない。

アップダウンもかなりあるから、
時間が短くても歩き甲斐があるしね。

ということで、
この日はこの道標の先で左折し、



JR摂津本山の駅に向かう事にした。

阪急岡本の踏切を越え、



駅前にずらりと並ぶお店の中から、
ちょっとおしゃれなお店をチョイスして、
ヘルシーな昼食を摂り、
帰路についたdoironなのでした。

この日歩いたコースはこれ。



距離的には短いけど、
これまでとは違った面白さがあったかな。

まあ、ぼちぼちと完踏を目指して取り組んでみることにしよう。
ひとまず終わり。


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