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いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

山麓リボンの道1 初めまして 

2015年08月06日 21時20分30秒 | ウォーキング

ネットで見かけた道の名前が気になって、
手持ちの資料をゴニョゴニョ調べてみたら、
なんと全長72キロにも及ぶ道が
神戸の六甲山麓を縫うように走っていた。

それが、神戸の「山麓リボンの道」だ。

この道について
doironの周りで世論調査をしたところ
11人中11人が「知らない」と言っていた。
それほど泉州地方じゃ
ほとんど知られていない道というわけだ。

ついでにおこなった調査では
「面白そうだから歩いてみたい」が1人
「ふ~ん」とちょっと興味を示した人が7人
「まったく興味なし」が2人
「わからない」が1人だった。

つまり73%の人が、何らかの興味を持った
ということになるという結果が出ている。

なので、そんな皆さんの好奇心を
満たすためにも
これは是非、歩いて
このブログで紹介しなくてはなるまいてと
思ったわけでござります。

早速紹介してみよう。

起点は神戸市の東の端にある

「JR甲南山手駅」。



そして終点は明石海峡大橋を越えた

「山陽電鉄西舞子駅」。

神戸らしさに磨きのかかった
六甲山と神戸港の間にある山すその街を
リボンのように結ぶ道だから、
その名前をつけたそうだ。

特徴としては、この道と並んで
JR、阪急、阪神、山陽電鉄などが
並行して走っているため
交通の便もよく、
コースを自由に設定できるという魅力がある。

また都会型の散歩道だから、
時間が限られている時や、
気候の状況の悪い時でも歩けるという
気軽さもある。

つまり、
体力
知力
余力
財力
にあわせてコース設定ができるということやね。

では、早速その「山麓・リボンの道」
とやらを体験してみようと、
起点の駅まで車で向かうことにした。

さすがに都会型の散歩道である。
うまい具合に最大設定のある
駅前コイン駐車場も多く、
そのうちのひとつに車をとめ、
好きなだけ歩いて、また
その駅まで戻ってくればいいわけである。

逆に、目的地まで先に車で行って、
歩き始めまで電車で戻ってくる
という手も考えられるし、
バス会社各社のバスも走っているようで
かなり柔軟な対応が可能のようだ。

もちろん行きも帰りも寄り道も
電車でという選択もできる。

では駐車場でナビをセットして
起点の駅に向かおう。

お、その駅名の看板が見えてきた。

いよいよ始まるぞ神戸山麓・リボンの道。



まず最初に向かうのが「森北公園」。

道の様子はというと、
港から六甲まで一気に標高があがっていく神戸の街らしく、
北へ向かう、つまり六甲の方角に進むときは
かなりの急坂となる。

ここがその最初の洗礼となる上り坂だ。



このあたりに住む人はたいへんやろうなあ。
親の介護を経験した身としては、
こういう移動のたいへんな地での
高齢者の暮らしぶりが気になって仕方がない。

また、山から流れてくる川も、
こんな風に急流が多く、



深い谷を作っているのが特徴だ。

リボンの道はこういう川を
何本も横切って行くことになる。

東西につながる道路に出て
それを左折し西に向かっていったところに、
最初の目的地

「森北公園」があった。



すると、おお~公園の一角に
「リボンの道」の案内看板が
立てられてあるではないか。



これは心強い。

昭和50年代から取り組み始めたものの、
泉州の人には全く知られていなくて
その内に廃止になるんではと心配になるほど
世間に知られていない道だから、
もう今頃はほったらかしになって
ペンペン草でも茂っているのでは
という危惧が正直あった。
ところが、こうやって新しそうな看板が
公園に立てられてあったりすると、
ちょっぴりホッとするものだ。

その公園の奥には「森の稲荷神社」があるので寄ってみよう。



ここには神戸市民の木、
赤松がそびえている。



とはいえ、枯れかけているのが
気になるところである。

本殿の前には夏らしく

「茅輪くぐり」がしつらえられていたので、
夏越のおくぐりをして、リボン道道中の
無事をお祈りしておいた。



神社と公園を出ると、
交差点に案内石が立てられている。



これが、このリボンの道に建てられてある道標なのだ。
ふむふむ、風吹岩はこのあたりから行くのか

さて
この道をここまで歩いた印象は、
街道筋とは違ってかなりクネクネとしていて
複雑に入り組んでいるなあというもの。

なのでこの道標はこの先も
ありがたい道しるべになるだろう。

見ていると、リボンの道沿いだけではなく
そこから続く神戸の名所旧跡も案内しているようなので、
神戸の街にも詳しくなれそうだ。

また、このあたりは斜面を利用した
立派な家やおしゃれな建物も多い。

それを見て歩くのもまた楽しいかもしれない。
と、好奇心満載で歩き始めたのであった。



キョロキョロと続く。


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