村中をすいすいと抜けていきますと、
何となく海が近くなってきたような気がします。
あ、こんな横断幕が付いていますよ。
「しなやかに舞い、強かに唄え!」
う~ん、これは祭りかなんかでしょうか。
それとも町会のシンボルマーク。
あ、ばあちゃんのカラオケ大会?
ちょっと調べてみたけどわかりませんでした。
その先には神社がありました。
鳥居も、宝篋印塔もあったりしましたが、
神社名がどこにも書かれていません。
この少し先にある住吉神社の
一部なんでしょうか。
よくわかりません。
まあとにかく何でもお祈りしておきましょう。
「今日は気持ちよく歩かせていただきます
とうやうやしく、も、申しまする」
そこから5歩ほど歩きますと、
おお~坂道の下に海が見えてきました。
きょうは風も弱く静かに凪いでいます。
と、のんびり座っている猫が言ってます。
ゆったりと泳げますねえ、
って泳ぎませんけど。
海岸線に出ると、右上に上がっていく
階段があります。
ここが住吉神社ですねえ。
住吉さんは海の神社なので、
今日歩く道沿いには
いくつもの住吉さんがあるようです。
ちなみに、海は住吉さん、
山は八幡さんとこの辺りの人は言います。
確かにリボン通りで
六甲のふちを歩いているときには
八幡さんはいっぱいありましたねえ。
階段を上がっていきますと、
ここはきれいに整備された神社ですねえ。
八木住吉公園という名前で
整備されているようです。
境内は高台の上にあって、
海に向かって鳥居が開いていますねえ。
ここから見える海は、
きれいに整備された海岸線と
明石海峡大橋、淡路島が
ずーっと見渡せます。
再度お祈りして、海沿いにつけられた
こういう道を歩いていきましょう。
今はもう秋、誰もいない海~♪
道にも漁船のとまっているところにも、
人がいません。
静かな海岸線です。
この辺りは、海岸線沿いの道の
すぐ横はかなり急な斜面になっています。
海から見ると大きな屏風が
建っているようだということで、
この辺りは「屏風ヶ浦海岸」と
呼ばれています。
あ、その斜面の一角が
フェンスに覆われてなにか
案内板が立っていますよ。
近づいていきますと、
なんとこの辺りは
「明石原人の腰骨発見地」だそうです。
その腰骨については、
昭和6年に発掘されたんですが、
骨そのものは東京大空襲で
焼失したそうです。
そして残っていた模型等で
研究が進み、最終的には
「アカシエンシス」と名付けられたそうで、
それらが生きていたのは
縄文時代以降くらいの時代だそうです。
まあ過去の遺物としては
貴重なものだったんでしょう。
でも当時、彼らはこの海辺で
どんな暮らしをしていたんでしょうねえ。
とまあそんな遺物案内を
見ているうちに、前方から
あるいてくる女性や
マウンテンに乗っている
高齢者グループに出会いました。
結構スポーツの盛んな散歩道です。
いや、しかし高齢者の乗っている
マウンテンやロードはびっくりするほど
高級なものがありますねえ。
高齢者バイク雑誌、なんてあれば
面白いかもしれませんねえ。
やがて海岸通りの右側に
広場が見えてきます。
ここが、今回の散歩の目的地
「江井島」の公園です。
ベンチもありましたので、
ここで先ほどコンビニで買って
保温水筒に入れておいた
コーヒーを飲みましょう。
う~ん、優雅なひとときです。
コーヒー飲みながら
海沿いの向こうに見えている
淡路島を見ていたら、
また行ってみたくなりましたねえ。
またじっくり検討してみよう。
この江井島の公園には
兵庫県の県花である
「ノジギク」が植えられていると
資料には書かれているが、
どこかなあ。
今は花の時期だから
すぐにわかるはずなのになあ。
ちょっと見つけられませんでした。
ところで「江井島」は
何て読むかわかりますか?
その答えの書かれてある
江井島の碑がこの先にあります。
行ってみましょう。
続く
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