湯川王子で、本日蛇形地蔵に次いで
2個目のスタンプを押したあと、
スギ林の中を歩いていきます。
こんな木が食い荒らされているのは
鹿かなあ。
階段や橋を渡って進むと、
広い場所に出ました。
ここが、三越峠の休憩所ですねえ。
いくと、若い二人の外国人女性が
出発するところでした。
「ジスイズアペン!」と
あいさつを交わしておきました。
さあ、ではdoironもこの小屋に
入って昼食にしましょう。
祭りの打ち上げで余った
カップヌードルと、
けさ買ってきたおにぎりです。
う~ん、山で湯を沸かして作る
こういう昼食が
ほんとにおいしいですねえ。
こういう豪華世界遺産和定食を
外国人に見せてあげたかったですねえ。
食べ終わったら、少し休憩です。
周りにあるこんな
案内板なんかを見ていますと、
ふと杉にぶら下がった
大きなペットボトルがありました。
よく見ると中に、な、なあんと
スズメバチが大量に捕獲されています。
周りを見ると林の中に
同様のものが
ぶら下がっているではないですか。
ふむふむ、スズメバチ捕獲器って
こんな感じで作るんですね。
でも中に入っても
出てきそうに思うのですが、
いけるんですねえ。
で、これは退治用?
それとも捕獲して何かに使うのかなあ。
スズメバチ酒とか造ったりして、
そんなのはないか。
たぶん退治用だろうと判断して
少し休憩したらとっとと行きましょう。
まだ距離は残っていますので
少し急ぎ加減で進みます。
ここから道はグイーンと
下ってますので頑張りましょう。
途中、こんなかつての住宅跡
なんかも通っていきます。
そして広々とした谷に出ると
かなり開発されているようです。
ここから道はしばらく林道をすすんだり、
山道を歩いたりとしながら、
音無川沿いを下っていきます。
そしてここが、熊野古道赤木越の起点です。
ここを通ると、湯の峰温泉を通り、
熊野本宮大社へと続いていくのです。
かの小栗判官もここを下って
ツボ湯へと向かったのかなあ。
でもdoironはこの日は
赤木越には入らず
発心門王子のほうを目指します。
歩いていると何人か
このあたりで見かけましたが、
一人歩きの外国人でした。
地点表示も触られすぎて、
へなへなになっています。
船玉神社を過ぎて、
歩いていくと王子に到着です。
「猪鼻王子」です。
ここにある緑泥片岩の碑は
1723年に紀州藩が
建てたものらしいです。
イノシシが多かったのかなあ。
ここにはスタンプもありますので、
押印しておきましょう。
このスタンプもねえ、
中辺路過ぎてからは
結構あちこちにあります。
今回のコース中にも
5つ以上ありましたので、
忘れないようにしないといけませんね。
次の王子は「発心門王子」です。
ここへ行くと、車を止めてある
本宮大社まで行くバス停に到着です。
時間的に行くと、
最後のバスの一本前には
間に合いそうなんですが、
せっかくここまで来たので、
最終バスまで歩き続けましょう。
猪鼻王子から道標に沿って
歩いていきますと、
やがて発心門王子に到着です。
案の定、バスがそこに泊まって
乗客を待っていましたが、
doironがカメラを構えたり
王子を観察しているのを見て、
「これは乗らないな」と
判断したのでしょう。
クラクションを鳴らして下っていきました。
さあて、ここから本宮大社までは
約7キロです。
頑張れば到着するか、
それとも最終バスに乗るか
どちらかです。
もうここまで来たら、
頑張って下っていけば
大社に到着するでしょうから、
これで結願のようなものですな。
ああ、長かったなあ。
ほんとの古道歩きは
もちろん続けて何日も歩くから、
もっとつらいものなんでしょうが、
自分なりに思わぬ病気と闘いつつ、
なんとかここまで来たなあと思いながら、
続く。
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