ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

熊野古道 結願間近 6

2016年11月06日 21時39分39秒 | ウォーキング

この発心門王子の名前は、
悟りの心を開く入り口
という意味でつけられています。



むかしは大鳥居があったそうです。

だいたい王子の名称は
ところどころの地名を
つけていますが
ここは信仰に関連する命名だそうで、
重要な王子だったんですね。

湯川王子のところで見かけたように、
ここにも皇太子殿下も



来られているようで、
その時に整備したのかなあ、
きれいに整備された社殿や



石碑もたてられています。



また、ここには、「熊野道」と
書かれた石碑が立っていますが、



この石碑の形は山口の
萩往還の石碑によく似ていますね~。

とかつぶやきながら、
スタンプを押して
山道を下っていくのでした。



途中からバス道を外れ、
静かな山道を下っていきます。

ここは発心門の休憩所です。



立派ですねえ。
これも皇太子殿下のおかげ?

標識もしっかり立つ山道です。





道端にはオミナエシや



ヤマジノホトトギスの花が咲いています。



あ、前方にはこれは
ヒヨドリバナですかねえ。



固まって咲いているなあ
とみてみると、





なにやら蝶がたくさんたかっています。

どわ~、アサギマダラです。



季節に合わせて
長距離移動する蝶として有名ですね。

伊丹や箕面の昆虫館でも
ヒラヒラ飛んでいます。

ここ和歌山の蝶は
冬場に飛んでいくとしたら
南大東島だとよく言われています。

でも中には約2500キロ離れた
香港まで飛んでいるのが、
マーキング調査で判明したようですよ。

ここで一心不乱に給餌活動を
している蝶達は、
これから太平洋を飛ぶために
栄養補給しているのでしょうかねえ。

全部で20頭余りいたようです。

あ、そうかあ南西諸島なんかで
生まれたアサギマダラは、
給餌活動として越北し
熊野詣でをするわけなんですな。

さあdoironはまだ南歩していきましょう。

こんな公衆電話があったり、



道標のしっかりしている街を



くだっていきますと、



ドラマ「ほんまもん」の
ロケ地でもあった
「水呑王子」に到着です。



昔から谷川の水を引いた
水飲み場があったそうです。

今もあるそうです。

そしてここの石碑も、



あの猪鼻王子と同様に
紀州藩が建てたもののようです。
ここから道はまた山の中へと
入っていきます。



「蘇生の森 熊野古道」と
名前が付けられていました。



ふと、森の中の苔のところを見ると、
こんな黄色いものがいっぱい出ています。



こ、これはキノコ?
それとも粘菌?

いやあ、まだ年金を
もらっていない私には
よくわかりません。

たぶんねえ、キノコだと思います。

「ツノ何とかダケ」
みたいなねえ。



そうして山道を下っていきますと、
みちはまた村の道路に出ていきます。



こういう菊水井戸なんかも



見ながら時間を見ると、
ああもう最終バスには
間に合わないかなあ
という時間。

でもまあ、このまま
歩いていけばいいわ
と思いましたが、
念のため畑仕事をしている人に
尋ねてみました。

「熊野大社」に行くまでには
まだ山の中を通りますか?
と聞くと、少し通るなあ、
とのこと。

あちゃー、それだともう暗くなるよなあ。
今日は残念ながら
明かりを持ってきておりません。

困ったぞーと思いつつ
あるかなしゃあないかと
「ありがとう」と言っていこうとすると、
「バス停まで車で送ったるわ」
と先ほどの男性が
車に乗ってこられました。

それなら次回は
ここから歩けばいいわけで、

「すみません。よろしくお願いします」
と甘えて乗せてもらうことにしました。

助手席は乗れなかったので、
軽四貨物の後ろの荷台で、
草刈り機と揺られながら
近くの道の駅まで直行です。



ああ~草のように刈られるかと思いました。
というのは冗談ですがね。

バスの時刻に間に合いました。



いやあ、ほんとに
ありがたかったですね。

結願できなかったのは
ちょっと残念ですが、
次回はこのバス停までバスで着て、
残りを歩きゆっくりと、
一つの結願を迎えることになるでしょう。



まだ入っていません。入口から

いやあ、それにしても
今回は外国人ばかりに
会いましたが、
最後にあたたかい日本人に
会えてよかったですな~と、
喜びながら
結願間近終わりです。


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