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全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

京都に行ったカモ~ 3

2016年05月06日 21時18分53秒 | ウォーキング

ほかにもこの上賀茂神社には
様々なお参りどころがあります。

古社であるがゆえに、
それらにのこる様々な
いわれもまた多いでしょう。

じっと回りつつ眺めていたら
なかなか回り切れません。

今回のことを機にまたここへ
行かれることがあれば、
じっくり眺めて楽しんでもらえたらと思います。

では、この神社を出て次に、
向かうのが「大田神社」です。

この地に鴨一族がやってきて、
当時の支配者らに取り上げられて
「かも神社」を作ったことは
前に書いたとおりです。
でもその前にもこの地に住む
人々がいたはずです。

その人らが祀り、
長寿福禄を信じていた場所が、

「大田神社」です。

この神社を訪れてみましょう。

バス停のところまで戻り、
賀茂川の方とは逆の東のほうへと
道を取ります。

あ~、古い町ですねえ。



上賀茂神社内では「ならの小川」と
言われていた川が、
この辺りでは「明神川」と
名前を変えて流れています。
その流れに沿って上賀茂神社に
奉職した神官たちの家が並んでいます。



この辺りは「社家の家並み」と言われて、
京都市が保存を図っている地域です。

土塀と川の流れがとても風情があって、
よく見てみると土塀の下には
水の取り入れ口があって、



家の中に引き入れた水が
景観やあるいは実用的な水として
活用されているんでしょう。

この明神川の守護神として、
この大きなクスノキに
上賀茂神社の末社として
「藤木神社」と名付けて
まとっているとのことです。



そんな道を400mくらい行くと、
「大田神社」の看板が見えてきます。



神山の南の端に社を設けているこの神社。
社はうっそうとした森の中に
ひっそりと建てられていました。



鴨氏以前からの古社であることのほか、
この神社の見ごろは何といっても
参道入り口横のこのカキツバタ園でしょう。





ここには平安時代から
カキツバタが先ほこっていて
名勝となっていたようでした。

まだ季節が速いので
一論も咲いていませんでしたが。
これだけの数カキツバタが咲くと
さぞや見事な景色となることでしょう。

「神山や 大田の沢のかきつばた 
ふかきたのみは 色にみゆらむ」

と読まれた古歌があったりするそうです。

この大田神社の参道入口の所に
立っているのが京都の芸術家

「北大路魯山人」

が生まれたところであるとの碑です。



美しいものにはどんどん心を
惹かれていったが、
自分の社会的な位置づけなんかには
全く興味を持たなかった人だったそうです。

ああ、そういう人が芸術家として
大成するんでしょうねえ。

はい、ではまた上賀茂神社の方に
戻りましょう。

ぼちぼちおなかもすいてきました。
今回はお湯を沸かす道具なども
持ってきていませんでした。

まあ、京都の市内だし、
京都でしか食べられないような
何かあるだろうと見込んでのことです。

で結局、上賀茂神社まで戻ったところで、
その参道のお店に入りました。

いただいたのは「みそぎそば」。



ちょっと変わった色のそばでした。

で、おなか一杯になったところで、
では下鴨神社まで歩いていきましょう。

コースは、車の通らない
賀茂川の河川敷を中心に進んでいきます。

上賀茂神社から川に向かって進んでいきますと、
「御園橋」に出ますので、



それを渡ります。

そしてすぐに河原へと降りていきます。



この辺の鴨川には生活排水が
流れ込んでいないので、
水質もなかなかのもの。

河原にはそんな水質の中で泳ぐ魚や
昆虫を餌にしようとたくさんの鳥も
集まっています。



また周辺には古い街の河川敷にふさわしく、
古くて大きな木がずーっと続けて植えられています。



ここが京都の恋人たちの
散歩道なんでしょうかねえっと、続きます。


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