ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

山菜バレンタイン

2016年02月14日 20時50分27秒 | ウォーキング

冬も今くらいの時期になると、
顔を出すのが「フキノトウ」。



我が家や義母さんの庭に
この季節になるとフキノトウが顔を出す。

これはといえば、また歴史は古い。

以前、和歌山の山間部に生えていたのを、
かつて御坊の実家の庭に植えてみたら、
翌年からフキノトウがたくさん出始めた。

そこで、その実家を引っ越すことになったとき、
その株を持ち帰り、
我が家や義母さん宅に植えこんでみたら、
まあこれもまた毎年今の時期くらいに
収穫ができるようになるまで広がってきた。

そうして今年も部分的に収穫したのが
「これ」



あまりたくさんいっぺんにとっても、
食べれる量は限られていある。
これでもまあ大きさ的には
若干早いかなってところだが、
まあ、これもまた
しぶーい苦みがあっていいんだよねえ。

この日は、ほかにも、
千早に住んでいる姉貴んところから
いただいたブロッコリーや
ふきなどもあったので、
まあその夜はてんぷらパーティを
することになった。

それにしても、野菜をもらった時の
姉貴の話がおかしかった。

田んぼがあることは
イノシシやアライグマなんかにも
十分知られてしまっていて、
この盗賊に難儀しているそうだ。

スイカなんか、立派なんができたなあと思って、
実をもって見ると意外に軽い。
割ってみたら皮の部分はそのままで、
きっちりと実を食われていたりするそうだ。

あまりに悔しくて、
ついに畑に電気策なんかも設けたり、
一部高い塀を作って
配所したりしているそうだが、
よくよく考えてみたら、
経費が掛かりすぎて
野菜なんかスーパーで買うほうが
安くなったりするそうだ。

家庭用でこんなだから、
山なんかで農作業をされている
プロの人たちにしてみたら
獣害はひどいものがあるだろう。

熊野古道なんかでも、
動物よけの柵や電気策を
よく見かけるもんね。

とまあ、そんな難儀をしながら
育てている野菜を「ははあ~」と
ありがたくいただくことにした。

出来上がったてんぷらがこんなもの。



なかでもフキノトウは
ころころとうまそうにできている。



一口行ってみると・・・
にが~い~・・・でもおいしい~。

これはもう、
自然が与えてくれたバレンタインだ。

今年の春もいっぱい歩くけど、
こんなおいしい日々が
また手に入りますようにと、
しっかりお祈りしながらいただきました~