ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

夜間歩行2 ~満月の夜に~

2014年07月17日 21時29分24秒 | ウォーキング

以前、エイの帰りに首Dさんと勅使道を歩いた。

普段通り慣れている道も
夜に通ると新しい発見があったりするし、
何よりこの季節、
晩酌後に涼しい夜風に吹かれて歩くのは
とっても気持ちいいものだ。

あの時一緒に歩いた首Dさんが
まだ闘病中ということもあって、
ジムが休みの日に
ミセスと夜間歩行をしてみた。

「え~、僕を置いてどこへ行くの」
という不安げなグーに



留守番を命じてさあ出発だ。

これはdoiron村の地蔵さん。



昔はたしか石の祠に入っていたように思うが、
今は立派なお堂が建てられ、
当番の人により毎日きれいに掃除され
たいてい花が供えられている。
一時、スーちゃんもその当番をやっていた。

車でやってくる花屋さんが
いつも我が家の前に車を停めて
声をかけてくれたもんだ。
そういえば最近はそんな花屋さんも、
車で商売していた魚屋さんや豆腐屋さんも
とんと見なくなったなあ。
ちょっと車でスーパーに行けば
何でもあるもんな。

隣村に入るところには、
隣村の地蔵さんもある。
ここは「せきの地蔵」といって、



気管支系の病に効くお地蔵さんだ。
その隣には「足神様」と「子安地蔵」も祀られている。



え~っと、最近どうも喉がいがいがしがちだけど、
子作りに励んでいるというランナーさん
にはフルメニューの地蔵さんですね。

doironの場合、
心臓の病によく効いて、
頭がアフロの地蔵さんがいいなあ。
とつぶやいてたら、
ミセスが「どっちもない!」とすかさず否定。

あるかもしれんやん~。

とそんなことを話しながら歩いていると、
絵に描いたようなY字路に出た。



この分岐の左が
村の中心部に入っていく道で、
doironの小学校への通学路だった道だ。
右からくる道が多分和気道だろう。

そこを左に入っていくと、
家の前に人影が・・・



兵馬俑です。
暗かったのでよくわかりませんでしたが、
ちょっとドキッとしました。
まさか口が郵便受けになっているなんてことはないでしょうな。

その先には公園があります。

おお、ここには夜でも陽気なお仲間がいます。



「あんたみたいなんいてるで」
というミセスの声は無視しつつも、
写真をパチリ。

そういえば、この村には、
教育方面の本をたくさん書いている著者の方が
住んでおられ、
その人は、晩年日本中を訪ね回って
「野の仏」を取材した本を出版されている。

先日図書館でその本を借りて読んだけど、
たしかにアフロの仏さんはおられないようだった。

パンチパーマの仏さんはおられるようだけどね
(大仏さんみたいな)。

ここでもミセスに
「罰当たりなこと言うてたらあかん」としかられた。

そんな村中を抜けて、
今年開通した新しい道に出た。

夜に見ても自転車道のブルーが鮮やかだ。



それを市のはずれまで歩き、Uターン。

道端の畑や歩道の植え込みを観察しながら歩いた。

これは早くも咲いている「コスモス」。



この季節に咲くのもあるんやねえ。

そしてこれは、昨秋まるで
きOたまみたいな実が成っていた、
勝手に名づけた「キンOマソウ」の花。



写真じゃわかりにくいけど、
その実の姿に比べて
可憐な花がつくんやな。

スワっ、木が燃えている!



と思いきや、これはその名も「スモークツリー」。

「またさっきの花みたいに
勝手に名づけているんちゃうん」というミセス。

「あのねわしもたまには本当のこと言うんやで」
とまあ、そんな具合にうだうだ言いながら
ご近所の夜間歩行を終えて、
ここまで帰ってきた。



参道の先の鳥居の上に、
満月がきれいにかかっていた夜間歩行、



これにてゴール。