ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ドジ旅日記近江商人の陰謀編 4

2014年05月10日 21時13分26秒 | スポーツ全般

強風と車と近江商人との巻

フルフルらーめんで満足したところで
さっそく練習再開です。

ちょうど30キロの折り返しは
最後の頃のアイアンマンのゴールと
なっていた長浜ドームです。



ここまで4時間25分を経過していました。
昼食休憩を差し引けば
ほぼ計画通りといえるでしょう。
さていよいよ復路に入る
というこの頃からますます風が強くなってきました。
バイクでビワイチをするときは
一般に反時計回りがいいといわれます。
道の分岐の状況から見ても
その方が走りやすいし、
常に自分の左に琵琶湖を見ながら走れるからです。

なので、サイクルラインも
どちらかといえば琵琶湖側の歩道の方が
きれいに整備されています。

しかし今回の合宿の帰路は、
時計回りとなりますので、
色々と不都合がありました。

ひとつは往路で走ったのと反対側の歩道には
小石やごみが結構あったことです。

折り返し近くという段階で
一番厄介なのがパンクです。
備えはしてあるというものの、
チューブを一本使ってしまうと
もうあとがありません。



二度目のパンクで万事休すです。

なので、パンクを恐れ、
少々荒れ気味だった歩道を避けて
できるだけ車道を走ることにしました。

すると今度は琵琶湖の風に耐えて走っているので、
横に車が来ると風が止まったような状態になり、
大きな車が抜いていくたびに
負圧で車道側に引っ張られてしまいます。

これにはかなり緊張しました。

後ろから見ていた二人も
ひやひやしたそうです。

ようやくビューホテルまで戻ってきたときには、



かなりくたびれていたdoironです。

少しでも早く強風区間を抜けたかったので
途中往路では気がつかなかった
朝妻湊で写真撮影をしたほかは、





ちょっと飛ばしてきたこともあって、
二人の到着までホテルの庭の
風のない陽だまりで、
かなり休憩できたのはよかったです。

ここはホテルを経営している
近江商人に感謝です。

さて道はこの先で県道2号から
再び同25号へと入っていきます。

しばらく走ると、湖岸の静かな道路に
出るはずですので、少し安心です。

相変わらず25号を走っていますと、
左に結構つながってそうな道がありましたので、
そこにいた地元の人に聞いてみたら
この道はずっと25号と並行しているよ
とのことでしたので、そっちを行くことにしました。

分岐で二人を待って
「こっちだよ~」と合図を送って入っていきました。

道がかなり狭いので車も通らないし、
建物にさえぎられて風もほとんどない
快適な道でした。



近江商人もきっと行き来した道でしょう。

われながらいい選択だったなあ
とこの時は満足して乗っていたのですが、
実はこの時後ろのジダンは、
近江商人の陰謀にはまっていた
doironの後姿を恨めし気に追っていたのでした。

そう、コンビニビールのことを
こってり忘れていたdoironなのでした。

旧道から県道25号に出るべきところで止まっていると、
やってきたジダンが開口一番
「コンビニスルーしてしもたやん」
というのを聞いて思い出した次第です。

そのあと無事にビールが飲めたのかどうかは、
飲酒運転の告白になってしまってもいけないので
想像にお任せすることにいたします。

終盤になって、かなり体が冷えてきました。

コンビニを出ると、アル〇ールのおかげで
震えが止まらなくなるほどでした。

そこで体を温めるべく、
残り10キロほどのうち
5キロほどをガシガシ漕いで
体を温めることにしたのです。

しかしガチガチと歯の根が合わない寒さ
というのは久しぶりに体験しましたね~。

漕いでいる間中、
頭の中はもう宿に帰って入る
心地いい温泉のことでいっぱい。

結局、ちえちゃんは全然元気に
60キロを走りきりました。

doironもバイクで62.5キロでした。



時間もほぼ予定通りに
休憩を入れて8時間半。

これでもうサロマは完走でしょう。
完走どころかdoironの中では
予想完走タイムが30分縮まったくらいです。

絶妙なペースで伴走したジダンには、
脱帽では足りないので脱毛しておきましょう
(どこかで聞いたギャグだあ)。

このあとは温泉、近江牛食べ放題、
宴会とドジ旅はまだ続いてまいります。