ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

冬至

2010年12月21日 22時59分34秒 | 生活
明日はもう冬至だ。
昼の長さが一年でもっとも短い1日。
そんな日の短さは、
定時に退社するときに、すでに
真っ暗なことから実感する。
「冬至10日は馬鹿でもわかる」とは
よく言ったものだ。
昨日と今日では何も変わってないように見えて
1年経つと、しっかり季節は巡っている。
人生もそんな風に
緩やかに巡ってくれるといいのだが
病気や怪我は突然にやってきたり
いきなり親の介護に捕らわれたりする。

義父の容態は現在幻覚も消えて
会話もまともになりつつあるが
ほんの一瞬の出来事で
いつ終わるとも知れない介護の日々に
自分が入っていくなんて普通にあるんだと
こんな境遇になってしみじみと
実感する毎日だ。

故障続きで、故障が癒えてきたと
思ったら、また介護が始まる。
なんでこんなに次々とって思うと
滅入ってくるが、
ちょっと視点を変えて、
自分を必要とする
誰かのために自分は生きているんだと思えば
気持ちも不思議に満たされてくるもんだ。
こんな自分でもいないと
困る人がいるのは自分の存在価値を
見出せてある意味うれしいもんだ。

今の仕事だってそうだ。
社長のために働いているんだと思えば
少々面倒くさくても辛くても
前向きに働ける。
秘書を楽しむコツはそんなものだろう。

思うように走れないし
思うように自分の時間も作れない。
そんな不自由な日々だけど
人生にそんな季節があっても
いいだろう。
これって案外幸せなことかもしれないな。
加えて、自分の身体が
元気になってきたことも
喜ぶべきだと今は思うことにしよう。

冬至は一年で一番太陽の
恵みの少ない時。
でも、翌日から春に向かって
一日一日、日が長くなっていくように
緩やかに確実に
いい方に変わっていくことを
ひそかに夢見つつ
腐らず頑張っていこうと思った
冬至前日のdoironでした。