ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ガラガラ抽選

2010年12月20日 22時31分33秒 | 生活

年末になると、あちこちのお店で
見られる光景が
あの8角形のドラムを
回して出てくる玉の色で
あたりの等級を決めるガラガラ抽選。
あの機械は何て名前なんだろうって
調べたら、そのまんま
「ガラガラ抽選機」だったり
「ガラポン抽選機」だったりする。
ここでは素直にガラガラ抽選としますね。

今年は何故かちょっと大きな
買い物をするたびにそこが
ガラガラ抽選の対象店舗になっていることが多く
例年になく、ガラガラした。
師走に入って
毎週ガラガラしているような気がする。

くじ運は自分で言うのもなんだが
弱くはない。
といっても、決して大当たりの
くじ運ではなく
小当たりのくじ運なのだが・・

あの抽選機でいくつか疑問がある。
その1
あのモーグルの上村愛子がいった
「なぜ1個1個なんだろう?」
え、違う?それは1段やろって
失礼しました。
あの抽選機の玉放出口が
ただ単に穴が開いてるだけなら
ザザーと2、3個出てきてもよさそうなのに
必ず1個しかでてこないよね。
あの放出口の手前になにか
きっと仕掛けがあるんやろね。
ま、わかったところで当たりにつながることは
ないけどね。

その2
なぜ、あたりは最初に出てしまわないのか。
もし、大当たりが2本あるとして
それが、初日に2本とも出てしまったら
後の抽選会には、やるせなさ感が漂い
盛り上がらんだろうよ。
てことは、大当たりの玉
(たいていは金色です)は
他の玉に比べて比重が重かったりして
出にくくなっているのかも。
そんな風に考える人も多いと見え
「一度逆回転したら、出やすくなる」などと
まことしやかに言う人もいるが
それもどうなんだろ。
逆回転しても比重の違いが
解消されるとは物理的に説明できないじゃん。
それよりもっと初日に大当たりが出ないようにする
確実な方法がある。
それは、当たりの玉を入れないことだ。
もしそうだとしたら
担当の人は
わくわくしながらガラガラ回してる客が
不憫に見えて罪の意識にさいなまれないのだろうか。
案外あの仕事はそんな精神的
図太さがひつようなんだろうな。

その3
あの鐘を鳴らすのは何等から?
まるで和田アキ子の歌のような疑問である。
あのガラガラ抽選会場で
盛大に鳴らされる鐘は何等からなんだろうか。

以上、そんな疑問を抱きつつ
一度目の抽選は漫然と回して
5回全部白玉と見事に玉砕した
反省と教訓を胸に
2回目以降の
抽選会に臨んでみた。

まずは最初、無駄だ、迷信だとおもいつつも
一度はやってみたかった逆回転に
チャレンジだ。

レバーを握っておもむろに左に
ガラガラ~
「お、お客さん、反対ですよ」
「わかってるよ。かき混ぜてんねん。アカン?」
「べ、別にいいですけど」
そこまでして当てたいんかい?とでも
言いたそうな冷ややかな目で
見られても
「これは日本の物理学発展のための
重要な実験なんだ」という自負が
doironを支えてくれたね。

結局、この日は
公園に実るナンキンハゼの実みたいな
白いのばかり。
写真に撮りたかったけど
後がつかえていたので
それはあきらめた。
代わりに、中央公園で
撮影したナンキンハゼをどうぞ。



別の日に、別の抽選会でのこと。
えらく気前よくあの鐘が
カランカランと打ち鳴らされている。
買い物を終えて、抽選券を握り締めて
会場に行き
しばらく眺めていたら
その抽選は6等まであり
鐘を鳴らすのは5等以上のようだった。
5等で鐘を鳴らされても
こっぱずかしいじゃん。とおもいながらも
その鐘の音の間隔が1分おきくらいに
鳴ることに気がついた。
これは統計学的に意味のある傾向ではないか。
かのガリレオもカールセーガンも
この抽選会の光景を見ていたら、壮大な
宇宙の謎にもっと迫っていたかもな。

で、列に並ぶときに
鐘が鳴らされてから
1分後くらいの抽選になるように
並んでみた。
そしたらなんと、前に並んだおばさんが
コロンと青色の玉を
排出させたのだ。
3等らしい
うう、悔しい。
鐘の音がガランガランと耳に痛かったぜ。
その後で抽選した
doironの玉は
白3個であったのは言うまでもない。

またまた別の店で
ガラガラ抽選3回分の権利を得た。
ここで試みたのは
抽選機を回して玉が出るかでないかの頃に
軽く抽選機に振動を
与えてみることだ。
もしかしたら何かの拍子に
2、3個出てくるかもしれないし。
1個目は係りの人の
目に見えないほどの
微細な振動をレバーを通じて
注入してみた。ま、いわゆる

ラブ注入

程度の振動だ。
そして二個目には
まさに玉が出ようとするそのときに
少し咳き込んでみた。
そしてラストは少し勢いよく回してみた。
結果は

全部、白

う~ん、この年末
挑んでみたチャレンジは
すべて実らなかったわん。
変なことしたおかげで
小当たりどころか
大ハズレまみれのdoironでした。

よい子のみなさん、
いい色の玉を出そうとして
doiron以上の小細工をしたら
玉は玉でも大目玉くらいますから
やめましょうね。
素直に欲をかかずに
回すのが一番よさそうです、はい。