ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

満身創痍

2009年11月18日 22時23分38秒 | 最近の出来事
doironではない。
親父のことだ。

10年位前に、突然の
不整脈で入院したとき以来
ペースメーカーを装着している。
このペースメーカーのことを
近所の高齢者の人たちは
ヘルスメーカーと呼んだり
ベースメーターとか言ったりと
奇妙な命名をしはります。
言いまつがいにもほどがあるのだが
それはそれで
話が通じるのだから
聞いていて面白い。

そんなことはさておき
ともかく親父は
胸に皮膚の下に埋め込まれた
数センチの小さな機械と
心臓にまで差し込まれた
小さなセンサーワイヤーのおかげで
生かされている。

年齢はもう90歳だ。

そんな親父なのだが
普段はすこぶる元気だ。

ところが最近
どうもお腹の調子が
よくないというので
カテーテル検査をした。
そう、お尻にカテーテルを突っ込み
大腸の中を観察するというものだ。
その検査が昨日あった。

以前、大腸がんを切除しているので
心配していたのだが、
検査時にカテーテルで
摘出したちいさなポリープは
いずれも陰性だったので
まずはひと安心といったところだ。
出血の状況などを
観察もしないといけないので
病院で一泊して
今朝、帰宅した。
ところが、今度は
どういう加減か
おしっこが出ないという。
これは大変だと
再び病院に逆戻りし、
導尿のため
今度はお尻ではなく
前から管を挿入。
親父ほどの歳で、
心臓だけでなく
前から後ろから
異物を体内に差し込まれ
治療を続けるのは
想像を絶する辛さだろうな。

そんな辛い治療を済ませて
病院から連れて帰ったのは
夜だった。
今は、投薬しながら
様子を見ているが
それほど芳しくない。
このまま、出が悪いと
再度、時間を問わず
病院に搬送しないといけないので
このブログをしている今も
緊張のひとときだ。
「おしっこがしっかり出ますように」
と祈りつつパソコンに向かっている。

そんなわけで、こちらも、もしかしたら
急遽病院へ搬送しないと
いけなくなるかもしれないので、
今夜はお酒も飲まずに
待機している状態なのだ。

お酒を飲まない日も
こちとらの体にとっては
たまにはいいかもね。
いわゆる休肝日というやつだ。
熱いお茶を飲みながら
気持ちを紛らわしている。
ま、そんな我慢くらい
親父の辛さに比べたら
屁のようなものじゃな。

満身創痍の親父に
どうかおしっこの神様が
微笑みますように