ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

新型インフル

2009年11月06日 22時41分14秒 | 最近の出来事
インフルエンザが猛威を振るっている。

例年ならまだ流行期というわけでもないのに
この状態だから、やはり
今の流行の原因は季節性のものではなく
新型インフルエンザなんだろう。

昨日の新聞によると
アメリカでは猫にも
世界初の感染が確認されたという。
古来より人はウイルスという
目に見えない敵と戦ってきた。

天然痘は1980年に根絶した。

人類が、根絶した
唯一の感染症である。
したがって余談だが1980年以後に、
種痘の必要はなくなり、
現在29歳以下の人には
二の腕上部に種痘跡はない。

職場がある市でも
インフルエンザは流行している。

毎日、小・中学校のクラス閉鎖や
学年閉鎖の情報がdoironのデスクに届く。
これを頭の中の地図と照合してみていると、
まるで台風の目が移動していくように、
流行が移動していく様子がよくわかる。

可視化すれば
ちょっと恐ろしい映像になるだろう。

人々の移動が緩やかだった時代に比べて、
今は非常に高速で
しかも大量に人々が移動する時代だ。

昨日話をしていた人が、
今日は地球の裏側にいたりする。

風に任せて種を飛ばす風媒花や
虫にくっついて種を広げる虫媒花の比ではない。

このインフルエンザは、
中には命を落とす人もいるけど、
適切な治療をすれば
多くの場合は治癒する。

しかし、もし
感染すれば必ず死に至るというウイルスが、
今回のインフルエンザ並みの
感染力を持ったとすれば、
そしてそれが
1週間くらいの潜伏期間を持つウイルスだったら、
今回の新型インフルの教訓を
いかさなければ間違いなく
世界はパンデミック状態となるだろう。

神様が、地球上に増殖しすぎた人類を
リセットするのは、
そんなウイルスを、ぽつんと一個作成するだけでいい。

ちょっとした造化のいたずらで、
万物の霊長である人類でさえ、
絶滅の危機にいたる可能性があることを、
今回の新型インフルエンザが
示唆しているように思えてならない。