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ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

犬を相手に読み聞かせ?

2013年11月27日 21時51分06秒 | 仕事

文章を書いたとき、
その文章がちゃんと書けているかどうかの
判断基準のひとつに、
スムーズに読めることができるかということがある。

あらためてそう思ったのは、
齋藤孝という人が書いた

「声に出して読みたい日本語」

という本をバイク漕ぎの傍らに読んだからだ。
そこには、清少納言の枕草子
「春はあけぼの・・・」の文章であったり、
doironが敬愛する高村光太郎の
詩が書かれてたりしている。
中には歌舞伎の口上まで含まれているのだが、
これが読んでいてやはり小気味いい上に、
言いたいことが実に簡潔に表現されているのだ。

自分が書く文章もかくありたい
と願っているのだが、
なかなかそこまで文才に恵まれることもなく、
記事を仕上げて出稿してからも、
あそこはこう書けばよかったかな
などとあれこれと悩んでいるのが現状である。

加えて最近はこれまで
あまり書いたことのない分野での
取材&執筆が続いているので、
原稿書きに四苦八苦している。

第1稿から始まって、
第5稿くらいまでいって
ようやく言いたいことを
そつなくちりばめれるようになる。

そしてできた原稿を、
今度は声に出して読んでみるのだ。

ただ、一人で読んでいても
臨場感がないので、
近ごろはグーを相手に
読んで聞かせたりしている。

ミセスだとあれこれ意見も多く、
また違った感性で訂正しようとするし、
そこは自分で曲げたくないところも
指摘したりするので、
こちらも悩んでしまうことが多い。

そのため、もうその段階では
言葉のリズムを整えるだけにしたいと思い、
グーに読んで聞かせている次第だ。

こちらが一生懸命読んでいても、
後ろ足で耳を掻いていたり、
床にぺったりと寝そべって、
時折耳を動かす程度に居眠りしてたりするのだが、
それはそれで構わない。

とにかく、自分が淀みなく読めきかせさえできればそれでいいのだ。

グーにしてみれば
いい迷惑なんだろうが、
読み終えたらエサをくれることがわかっているので、
doironが静かになったら、
犬用のクッキーであるエサのありかまで
とことこと歩いて行って、
要求だけは一人前、
いや一犬前にしよるから、
まあそれくらいのお駄賃は
あげてもいいだろうと思っている。

とりわけ、昨今の仕事が詰まってきた状態で、
こんなことをしていると
執筆の効率が悪くて仕方ないのだが、
なまじ時間があるだけに、
あれこれ文章をいじる性が
身についてしまっているから困ったものだ。

そうして苦労して書いた記事であっても
クライアントの要望ひとつでいじられ、
崩され、見るも無残になることも多々ある。

それでも腐らず、
ただただ自分の文章修業だと信じて、
頑張って執筆し
犬に読み聞かせつつ
記事作成と向き合う他はないと思っている今日この頃だ。

また、最近はそんな記事提供の仕事に加えて、
紙面編集の仕事も要望されるようになってきた。

昔使っていたDTPソフトと
今のソフトじゃかなり違っているので
これもまた手探りで悪戦苦闘しつつある。

つまり、最近はそうして仕事に追われていることが多く、
たかが底の知れているdoironの能力では、
一方に力を注げば、
どうしてももう一方が希薄になってしまう。
ブログの方も、先日歩いた柳生街道を
早くアップしたいのですが
書く暇もなく
ジダンにアップ開始日を先送りするように
お願いもしたところです。

来月初旬のアップを目指して、
犬に読み聞かせの仕事と
介護と遊びの合間を縫って
頑張って書くほかはない。


両極端の取材にヘトヘト

2013年11月23日 21時16分59秒 | 仕事

ここんところ、ややこしい取材が続いた。

先ず昨日は、素粒子関連の科学者の取材。

「ヒッグス粒子」がなんたらかんたら、
「対象性のやぶれ」がどうたらこうたら。

え?なんで粒子の住むところがかわるん。
それは「引っ越す粒子」。

でもそんなん破れたら、覗かれまくりやん。
それは「障子の破れ」って、無理ありましたかね。

取材に行き、話しているうちに次第に
科学者と意気投合し、
doironが工学部出身であることを明かすと、
話は一気にヒートアップ。

磁力線の話からアインシュタイン方程式まで飛び出し、
頭は時空の歪みの中を彷徨ってしまいました。

まさか記事にそんな難しいことは書けないし、
普通のパソコンに
そんなJIS文字もないだろう。

それより、この脳みそブラックホール状態から
脱出できなくなってしまうので、
結局その科学者の人となりや
人生の送り方をメインに書かせていただくことにしました。

ノーベル賞にも絡んでいる人なので、
一介の工学学士には身に余る取材となりました。

頭を使うと腹が減ります。
帰りには、途中にあったベトナムバイキングで、
枯渇した脳に栄養を与えておきました。

大阪市内のビル群が見渡せるレストランで、



これがメインの「ヒッグスのフタを確認」
・・・じゃなかった「エッグと豚の角煮」。



もういい?

そして「フォー」は食べ放題。



この「チェー」というデザートがうまかったなあ。



ベトナムカレーは薄味でした。



これだけそろって1000円はお手軽ランチでしょ。
必要経費で落ちないかなあ。

そうして素粒子とベトナムでたわむれた翌日の本日は、
今年メジャーデビューしたミュージシャンの取材でした。

テレビドラマや映画の主題歌も歌う
某有名グループです。
いや、ホンマに有名なんです。
テレビ、ラジオでもこの頃は
頻繁に耳にします。

ライブのために来阪し、
宿泊しているホテルのカフェでの取材でした。

最初はライブ後だと思っていたので、
向こうはとてもテンションあがってるやろうから
こちらも負けずにテンションあげないとなあ、
と思っていたのですが、
マネージャーからの連絡で
ライブ前の取材となりました。

ま、それはそれでやっぱりテンションをあげていかないと、
向こうの勢いを削いでしまってはいけません。

いずれにしてもテンションあげて
臨まないといけなかったわけです。

そのためにはまず恰好からです。

記者らしく、カッターシャツの上にコートを着て、
リュックを片方の肩に担いで
待ち合わせのホテルに向かいました。

カフェで待ってると、やがてメンバーが続々と集まってきました。

一人一人に名刺を渡して、
いざインタビュー開始です。

今回は、多分話をすることに
大方の力を費やしてしまうだろうから、
メモは要点のみで、
ボイスレコーダーに録音をすることにしました。



あらかじめCDも買って、
ネタは仕込んでありましたが
やはりテンションをあげるのは大変です。

冗談もかなり交えながら30分。
渾身の取材をさせていただきました。

最後には相手さんにもとても喜んでもらえて、
doironの取材の状況を
自分たちのホームページに載せたいからと、
逆に写真を撮られてしまいましたわい。

「あ、写真は事務所を通してください」

とは言いませんでしたけどね。

近々アップされるでしょうから、楽しみです。

最後に厚かましく持参のCDにサインも頂戴し、
事務所用に色紙のサインも頂戴したうえ、
読者プレゼント用の販促グッズも10本ゲットして取材は終わり。

ホテルのロビーで15分くらい放心状態で
疲れを癒して帰りました。

さすがに昼ごはんもベトナムどころではなく、
帰宅してから粗末にいただいたdoiron。

それにしても、この二日間の
極端に異なる分野の連続取材はハードでした。

そうやなあ、野球でたとえたら
セカンドを守っていて
センターフライを補給して
次のバッターでキャッチャーフライを
取りに行くみたいな感じかな。
(ようわからん)

明日は頭をからっぽにして、
ジダンと街道を歩いてきます。


イベント出品!

2013年11月04日 21時35分29秒 | 仕事

大阪で唯一の「村」である千早赤阪村で、

「棚田夢灯り&収穫祭2013」

という催しが今週末に開催される。
いろんなイベントがある中で
メインは灯ろうに彩られた棚田を背景に、
郷土芸能の獅子舞を披露するという催しだ。

そしてここには、いろんな販売ブースも設けられる。

実はそこに、doironが作成したカレンダーとしおりも
並べてくれることになった。
なので、今慌ててカレンダー増刷中なのだ。





この話があったときは
打診程度だったのだが、
その時点で
どうせ無駄にはならないだろうと、
楽天でカレンダー用の紙を
あらかじめ買っておいたので、
材料には事欠かない。

あとは印刷と、仕上げなのだが、
さすがに販売となると
友達に押し付けるだけのカレンダーとはわけが違う。

誤植はないか隅から隅まで確認し、
細かい修正もした。
そして一日かけて増刷したカレンダーは40冊。

どれだけ売れるかわからない。
もしかしたら1冊も売れないかもしれないけど、
まあこれも経験である。

イベントの名前をカレンダーの面に
印刷してしまうと他では使えなくなるので、
シールを作ってそれをパッケージに貼ることにした。

これ。



こうしておけば売れ残っても、
パッケージだけ入れ替えてまた使える。
それに近々、また別の手作り品フェアにも
出品するつもりだしね。

しおりは作りためたのがあるのだが、
リボンをつけていなかったので
明日、ライター仕事の打ち合わせ空き時間に
つけることにしようと思っている。

それにしても、こういう作業は楽しい。

売れなくても、いろんな人が
目にしてくれると思うと、
それだけでワクワクするねえ。

と、ここで突然ですが
そんな作業の段取りを考えていた昨夜、
東北楽天イーグルスが
初めて日本一になった。

本当にしびれる試合だった。

今シーズンを締めくくるマー君の最後のマウンド、
最後の一球まで目が離せなかった。
積み上げてきたものが報われる瞬間というのは、
スポーツの大きな醍醐味である。
勝利が決まった瞬間に、
誰も見ていないのにガッツポーズをしてしまいました。

楽天優勝
そしてその瞬間から、
ネットで楽天優勝セールが始まった。
するとなんと、
先日買ったカレンダー用の紙が
大幅割引になっているではないか。

し、し、しまったあ。

でも今から注文してたんでは
イベントに間に合わないし
と思うと、
もう少し早く優勝を決めてくれていたら
よかったんじゃがね。

納品は明後日。

さあ、あとひと踏ん張り頑張らねば。

てなわけで、
加太合宿のレポート作成にはもう少し時間がかかります。


フリーライター4ヵ月

2013年10月16日 22時00分18秒 | 仕事

今日は、祭りの余韻もそろそろ覚めてきて
早く日常に戻らねば
と思っているところに
取材が2本入っていた。
これで一気に祭り気分の終息にとどめとなった。

フリーライターという
今の仕事を始めて早や4カ月になる。
この間に、いろんな人に会うことができた。

取材相手はどの人もやはりその道のプロの方たちばかりである。
取材には大いに興味深く携わっている。
そんなプロの相手方の取材なので
こちらも大変気を遣う。
見た目はベテラン風でも、
実際には新米であるライターにとっては、
なめられちゃいけないと
気合を入れて臨まないといけない。
そのためにも、取材時には格好も大切だ。

昔、仕事でお相手をしていた新聞記者たちの格好を思い出し、
濃いめのズボンにシャツといういでたちでたいてい臨む。
そして靴はみすぼらしくない程度にすり減ったものをはいていく。
おっと、靴を脱ぐこともあるので、
バカボンの絵を描いた靴下なんかはもちろんダメ。
親指に穴の開いている靴下なんてのは論外だ。

そして、もっとも肝心なのが、

「バッグ」

記者のバッグはだいたい、
ショルダーかもしくはリュック型が多かった。
そこでdoironは、20年以上使っている
GTホーキンスの黒リュックを担いでいくことにしている。
使い込んでいるような、風合いが絶妙なのだ。
そしてその中には、
筆記具、手帳、取材ノート、カメラ、iPad、タオル、はさみ、電卓など、
必要がないと思われても
これらは必ず入れておく。
だって記者達のバッグは
いつも荷物でパンパンでしたから。

以前、現場取材の立会いの時に、
現場の状況を記録するために、
記者のバッグからメジャーが出てきて驚いたことがあります。
10年前くらいの話なので、
今はタブレットひとつで
かなりの役割を果たしてくれるだろうから、
もう少し身軽かもしれませんが、
ベテランの味を出すために、
こういうスタイルには少しこだわってみようと思っている。

もちろんスタイルだけでもない、
取材にあたっては
頭の中身の準備も欠かせない。

ある程度知識を仕込んでいかないと、
的外れの取材をして、
記事があらぬ方向を向いてしまっては元も子もない。

話をしながら、
前もって仕込んでおいた記事のスタンスが
間違っていないことを確認しつつ、
間違っていたら頭の中でめまぐるしく軌道修正しながら
取材を進めていかねばならない。

多くても週に1~2回程度の取材とはいえ、
まったくボケ防止にはうってつけの仕事である。

そうそう、写真を撮るのも大事な仕事だ。

NIKONが故障したままなので
EOSに活躍してもらっている。
でもねえ、このEOSが
高性能の割には見た目がショボイ。
バカチョンに毛が生えた程度に見えてしまう。

なので、初見の取材ではちょっとした
こすいテクニックを用いる。
あらかじめカメラのレンズを外しておき、
あたかも現場の状況に応じた撮影をするために
選んでいるかのようにしてレンズを取り付けるのだ。
こうすればただのバカチョンではないと
わかってもらえるだろうという魂胆だ。

逆光はできるだけ避け、
ひとつの画面に極端に明るい部分と
暗い部分が写りこまないように気を付ける。
背景に他社の看板ができるだけ写らないようにし、
テーブルの上に銘柄のわかるものを置かない。
また背景の壁紙の汚れや、
変な筋が入って画面を分断したりしないようにと、
一瞬のうちにいろんな判断をしないといけない。

もちろん、被写体のネクタイが曲がっていたり、
髪が乱れていたりも見てあげ、
指摘するあたりはベテラン風に指示する。

鼻毛くらいは、撮影後の処理で消せるので
まあ我慢しておく。

まあ、これくらいしておけば、
取材のスタイルとしては上出来でしょう。

やはり肝心なのは、
その取材を元に作った記事の出来具合だ。
ミニコミ誌の性格上、
タッチを変えることはあまりしない方がいいだろう。
でも、それだとワンパターンになりがちで、
マンネリ化するという
二律背反の課題をいつも抱えている。

そのためにも目線の高さを変えずに、
視点を変えるというのが大事なことだと、
最近気がついた。

やってみるとこの仕事も
いろんなところで奥が深いもんだ。

フリーライターとして4カ月。
仕事としてはまだまだ軌道に乗っているとは言い難いけど、
最初は気恥ずかしかった

職業「フリーライター」

も少しずつ胸を張って言えるようになってきたかな
と思っている今日この頃です。


タブレットをかじった

2013年10月10日 21時55分58秒 | 仕事

え~、タブレットと申しましても
薬とかじゃありません。
「タブレット」にはいくつか意味があって
1.「錠剤」のほかにも
2.「額縁」などの意味もあります。

doiron世代のランナーには
タブレットといえば、「デキタブ」
つまりデキストリンタブレットを
思い浮かべますね。
フルマラソン終盤のためや
初めてのウルトラマラソンのときには
必ずランパンのポケットに
忍ばせていたものです。

で、最近はというと
「タブレットパソコン」の意味に使うことがほとんどです。

「昨日タブレットをかじってねえ」
というと
デキタブを口に入れたんではなく
パソコンを勉強したという意味となるわけです。

はい。タブレットの意味はそれくらいにして

昨日より職場でタブレットパソコンが
導入されることになりました。
doironがiPadでプレゼンとかを
するものだから
仕事に有用だろうということになり
まず2台が導入されたのです。
職場内では無線ランに接続できるのですが
外回りの時なんかも
有効に使えるようにするため
これも新たに導入したイーモバイルで
接続をすることになりました。

うちらくらいの規模の職場となると
事務機の会社からの提案とかじゃなく
新聞のチラシを見て
あーだ、こーだと言いながら
システムを構築していくところから始まるのです。

庶民的でしょ。

結局、パソコンを買う際に同時に
イーモバイルとあわせて契約をすると
タブレットパソコンは、ここで書けないほどの値段に下がります。
毎月イーモバイルの使用料3880円が
かかってくるわけですから
ま、当然の値引きといえるでしょう。

あるタブレットなんかは
無料でくれるサービスもあるくらいですからね。

今回導入を決めたのは

マイクロソフト社の「サーフェス」というハードとイーモバイルのセット。

近頃は、昔のようにただ単にパソコンを買ってきて
机に置いて電源をつないで、はい完了!
というわけにはいかない。

無線ランの設定や
ネット環境並びに
セキュリティ環境の構築など
初期設定を必ずしないといけない。

このシステムを導入するという話が
出たときから、何となく予感はしていたのですが
各種設定は電気屋さんが
してくれる・・・はずもなく、
予感的中で
結局doironに任されちまいました。

ウヒャー、やってやれんことはないが
メチャ嫌いな作業の分野だ。
とほほと思いながら
介護の事情から
出来るところまでは自宅でやらせていただき
出来ない所を職場ですることに
していただきました。

最近のタブレットには取説がありません。

電源を入れて、画面の指示に
従ってやっていかざるを得ないのですが
これがまた、どこまで必要で
どこからいらないのか
よくわからない。
いや、そもそもOSの操作方法からして
イチから文字通り手探りで
画面を掃いたり、つまんだり、叩いたりしながら
進めていかないといけないんだよね。

加えて、イーモバイルの設定もあるから
煩雑なことこの上ない。

なかなか一筋縄ではいかないので
「もっと早く動けよ、オラオラ」
とか「何度も同じことを聞くなよ、ワレ」とか
「なんでわけのわからん用語が出てくるねん、ヨー」
などとイライラしながら
丸一日かけて何とか最低限の
使用はできるようにはなりました。

しかし、せっかくのタブレットなので
もっと便利に使えるようにしてあげたい
と思うのですが、今のところは
そこまでで勘弁していただきました。

だって歳を取るとね
忍耐力も下がってきますねん。

それにくわえて
一日画面に向かっていると
ヒジョーに目が疲れます。
昨日の職場帰りの夕方などは
前から歩いてくる人の顔が
判別できないくらいにまで
視力が落ち込みました。

今は少し時間が経てば
回復もしますが
これから歳を重ねていくと
そういうわけにはいかんのでしょうねえ。
目の疲れが一気に解消する薬
なんてないでしょうかね。

タブレット使ったら
タブレットを飲もう

なんてね。


こんな仕事もしています

2013年10月07日 21時49分31秒 | 仕事

今夜は、仕事の関係で
某市の市長の自宅にお邪魔してきた。

昨日の好天下での試験曳のせいで
おでこにくっきり鉢巻の日焼け跡が
ついているのが気になったが
まさか前髪で隠すわけにもいかないので
まあ、それも話題になればいいかと
開き直って訪問することにした。

市の場合、来年度の予算編成が
そろそろ始まる頃である。
そのため、仕事関連の次年度予算関連の陳情と
詳しくは書けないが
これからの仕事に関しての
各種依頼に伺ったのだ。

以前の仕事柄もあって、
何かと政治家に会う機会は
ここんとこ結構ある。
いろんな人を見てきたが
どなたも肩ひじ張らない
自然体の人たちである。
ま、いつも構えていちゃ身が持たないから
自然体でいられる人が
市長になられるんでしょうね。

今回の対談にあたって
立場が違えば
いろんな依頼の仕方も変わるのだが
今の立場の方が
正直言って話しやすいなあ、と思っちゃいました。

仕事ついでに、
その市長の人柄もあって
ざっくばらんにいろんなことを
話してくれたのですが
やはり熱いお人でした。
残念ながら、仕事上の事なので
これ以上は書けませんが
長年働いた職場を退職して2年弱。

doironもすっかり民間人になったなあと
話をしてて実感した対談でした。


但東町担当 後編

2013年09月09日 21時47分19秒 | 仕事

さすがに山旅中心に
企画実行している集団のメンバーだけあって、
イケメン君のザックからは何でも出てきます。

中でも感心したのは、
お湯を沸かすときの道具で、
熱効率を追求したフィンを備え、
持つところには断熱効果とやけど防止に
不燃布を張った道具が秀逸でした。

あっという間にお湯を沸かして、
持参したカップヌードルを作ります。
それと後はおにぎり一個が
この日の昼食でした。

あ~あ、仕事じゃなかったら
ビールを持参していって飲んだのになあ。
って、前編に続いてまた言ってる。
よほど飲みたかった気持ちが
伝わったでしょうか。

健康的に山頂で40分ほど過ごした後は
元来た道を下ります。

これも、速い速い。

近頃バイクで太ももを鍛えていたはずなのに、
膝が笑いそうになりました。

下りに要したのは、約40分。
下山間際で、地元のガイドさんと合流しました。

御年74歳で里山整備等を中心に
精力的に地域の活性化に取り組んでおられるすごい人でした。

下山後はその人の案内で、
まずはドウダンツツジの紅葉で有名な
安国寺に行きました。



ツアーの頃は、多分紅葉真っ盛りなんでしょうが、
この時はまだ青々としていました。
堂内に座り、おもむろに障子を引くと、
全面が真っ赤な紅葉に彩られる景色が現れる仕掛けで、
それはそれは見事だそうです。
洛北のまほろば、
圓通寺からみた比叡の姿の見事だったのが思い出されました。



そのドウダンツツジの写真も撮ったのですが、
紅葉前の姿なので、
掲載は遠慮しておきます。
安国寺 ドウダンツツジ でポチッと検索してみてください。

そこから次に行ったのが、

“美肌の湯”

で名高い

「但東シルク温泉」



支配人と営業の人に会い、
バスの駐車場のことやらを相談させていただきました。

ついでに、お風呂に入って、
汗を流すだけじゃなく、
美肌にもなって帰ろうと思ったのですが、
あいにくその日はメンテナンスのため全館休業でした。
がっくし。

その温泉の横にあるのが、
田んぼに植物で絵を描く「田んぼアート」。



これはたしか今年もテレビで見たような気がします。

コウノトリで有名な豊岡市が近くにあるので、
ここにはコウノトリを描いてあったそうです。

汗臭い体のまま、次に向かったのが、
「たまごかけごはん」の専門店、

「但熊(たんくま)」



というお店です。

ここでは、ご飯とみそ汁と漬物だけの
シンプルなお膳になんと卵がかけ放題で
350円という「玉子かけごはん定食」が
大人気だそうで、お昼時には大行列ができるそうです。





ここについたのが2時半くらいだったので、
行列はなかったのですが、
何とご飯がすべて売り切れて
炊いているところなので、
待ち時間が20分とのことでした。

せっかくなので待つことにし、
近辺をうろついてみました。

ここの卵の生みの親達は、
店と道を挟んだ田んぼの中にある鳥小屋にいます。



遠くに見える白くて細長いのが鶏舎です。
ここでとれた、産地直送の新鮮卵の
たまごかけごはん。
さぞやおいしかろう~
う~、待ちきれない。
ここがある意味ツアーのメインのような気がしてきました。

それにしても「但熊」って変わった名前だなと思っていたら、
熊も遊べるほど自然豊かな但東町であってほしい
という店主の思いが込められているそうです。

この熊が目印です。



熊そのものは「女子トイレ」でしたけど・・・。



ようやく20分が経ち、
持っていた番号札の番号が呼ばれました。
スピーカーで呼んでくれます。



これがそのスピーカーで、
案内の時以外はなぜか
勇ましい音楽が流れ続けていました。

よく見ると、スピーカーの上に
ツバメの巣があるではないですか。

さぞや賑やかな子育てになったでしょうね。

たまごがかけ放題ということなので、



貧乏性のdoironは3つもかけて、
しゃぶしゃぶ状態になってしまいました。



味がわからん状態でしたな。げげ~

こうして、ツアーで行く山、寺、お店の下見が終わりました。

ここんと、この地方には
大雨にもほどがあるというほどの
大量の雨が降ったそうです。

ようやく訪れた北丹波の里は、
静かなたたずまいに戻っていて
栗の実が落ち、柿も色づき始めて、
すっかり秋めいていました。

気持ちのいい若者と過ごした一日は、
いい下見になったと同時に、
秋になったら絶対あちこち
山に登ろうと固く心に誓ったdoironでした。


但東町担当 前編

2013年09月07日 21時28分18秒 | 仕事

読者から参加者を募って、
11月に晩秋の北丹波路に
登山とお寺見学と温泉をセットにしたツアーの
添乗員をすることになりました。

まあ、いわゆる旅ライターとしての仕事
ともいうべきものですね。

先日その下見に行ってきました。

一緒に行ったのはツアーを企画してくれている
神戸方面の会社の従業員さんです。

この従業員さんが、
33歳と若くしかもイケメン、
ただし2歳の子持ちというお兄さんでした。

大阪駅に迎えに来てもらい、
そこから目的地である但東町の山まで車で行きました。

大阪駅まではもちろん電車で行ったのですが、
平日だったため時間的に仕事に向かう通勤の人たちで
ギュウギュウの電車内では、
リュックを背負って半パンに登山チョッキと帽子は
かなり浮く格好でしたな。

そういう人達の白い目には
いやいやわしも仕事なんだと心の中で叫びつつ
通勤ラッシュを乗り切ったdoironなのでした。

但東町というのは、
毎年勤労感謝の日に大規模のマラソンが開催されることでおなじみ、
また最近は痛ましい花火事故があったことでも
記憶に新しい福知山の北の方にある自然豊かな町です。

この町の北の方の兵庫と京都の県境にそびえ、
山頂から日本海や丹後半島が見渡せる名山が

“高竜寺ヶ岳”です。

何でも京都のふるさと名山(名前は少し違うかも)の
50選にも名を連ねているそうです。

標高は約700mで、あまり人が入っていないけれども、
登山道や山頂施設がよく整備された山です。

その登山道入り口までの道中、
車の中ではイケメン君と
山登りスポーツの話で盛り上がりましたが、
さすがに彼はよく知ってましたね。あれが○×ヶ岳、
これが□☆山と、目に入ってくる小さな里山でさえ、
すらすらと名前が出てきて解説してくれます。

多分、これまでdoironが会った誰よりも、
山の名前と登山情報をよく知っている人でした。

また、doironがかつて登ったことのある山は
全て登っている感じでもありました。

そりゃ、プロやから当たり前ですかね。

約3時間かけて

”たんたんトンネル”



という変わった名前のトンネルを抜けたところに
登山口があります。



そこにようやく到着して広場に車を停め、
携帯のGPSアプリを起動して、
登り始めたのが午前10時30分でした。

さあ、ここからツアーでは一時間半をかけての
登行が始まります。
しかし、車の中での話から
イケると判断したんでしょう、
彼はかなりのスピードで歩き始めました。

小さな木橋を超えると



いきなり少しの区間の急登が始まるのですが、
もうそこですでに顎から汗がしたたり落ちる始末。

里山だからと舐めていたわけではありませんが、
まさかこんなペースで登るとは思っていなかったので、
リュックからタオルを出していなかったことを後悔しました。

そしてようやくこの“休み石”に到着して、



一瞬リュックを降ろしたので、
慌ててタオルを出して顔を拭いました。
帽子のつばも汗でぼとぼとでしたわ。

春ならイワカガミが咲くという山道を、
40分ほど歩いたでしょうか、
初めて北の方が開けて
日本海が目に飛び込んできました。



写真では見えていませんが
肉眼では海が見えてました。

天気が良ければ天橋立も見えるそうですが、
残念ながら小雨模様で曇っていたので、
かろうじて久美浜湾の小天橋が見えていましたね。

そんな素晴らしい景色も
山頂では一段と良く見えるということなので、
ここでもあまり休憩はとらず、
先を急ぎました。

しばらく行くと、こんな表示がありました。



おお~あと30分かあと思いつつ、
5、6歩歩くと数秒でまたこんな表示が・・・。



「ワープしたんか!」

まあ、看板はそれぞれ別の人が建てたのでしょうが、
それはないよなあって感じでしたね。

ちょっと看板への信頼に陰りを持ちましたね。

まあ、道はしっかりしており、
コースも間違いようがないんですけどね。





こんな看板にもがっくりしてはいけません。
ここからおよそ5分が正解でした。

最後の急登を登りきると、
山頂にポンと出ます。



さすがに地元では

“熊野富士”

などと呼ばれるだけあって、
山頂の出現は急でしたね。



但東町から見た高竜寺ヶ岳はなだらかなんですけどね

山頂広場にはあずまやもあり
芝も植わっていて好感度は抜群。





写真で二つくっついている石の
左側が標高696.7mの三角点です。



山頂の雰囲気は、春に上ったお菊山と似てましたね。



遠くには重く垂れこめた雲の下に、
日本海もくっきり見えていました。
ここまでに要した時間は1時間強。
ツアーでかける時間の3分の2で登ったことになります。

道理で背中も汗ボトの筈です。

なにはともあれ、
仕事なのでビールはありませんが
スポーツドリンクで乾杯し、
最高の眺めを見ながら、
あずまやで昼食を始めた二人なのでした。

次回に続く。


フリーライター2ヵ月

2013年08月23日 21時40分42秒 | 仕事

さて、暗中模索で始めたフリーライターの仕事も、
原稿料をいただくと
たとえそれが我が家のエアコンの電気代になって
消えてしまうほどの些細な額だったとしても
ライターになったんだなという実感が沸くと同時に、
ささやかなプロ意識も芽生えてくるってもんです。

現在あらたな記事に取組中ですが、
8月1日に発行された紙面の
doironが書いた記事について
読者のみなさんから結構な反響があったそうです。

実際にはがきを見せてもらい、
ドキドキしながら読んだのですが、
いずれも好意的な意見ばかりだったのはうれしい限りです。

こういう読者の反応というのが
ライターにとっては一番の励みになりますね。

そう、やりがいという言葉で表現してもいいかもしれません。

自宅中心で仕事ができることや
その量を自分で調節できること、
またこれまで書きためたブログなどの作品を
活用できることなどから、
今の自分の境遇にはぴったりだと思っています。
そしてコツもわかって、余裕もでてきました。

なので、これまでは
掲載メディアの運営にまで携わるつもりもなく、
あくまでフリーライターとして仕事をしようと
思っていたのですが、
最近はやはりそれなりに足を踏み入れた世界なので、
自分の能力の範囲内で
なんらかのお手伝いもしてあげようかな
という気にもなってきているのはたしかです。

生涯の仕事を退職して、紆余曲折を経て
あらたな世界に飛び込み二カ月やってみた今、
手ごたえというほどのものではないけど
徐々に世界が広がりつつあるのを感じています。

もっと歳をとったら新たなことにはなかなか挑戦もできないだろうから、
今の介護生活の中でできる範囲で、
手を広げて今のうちはいろいろと精一杯やってみようかな
と思いはじめています。

そして営業活動の甲斐あって
新たな仕事も芽生え始めています。

とにかくこうして、少しずつでも
進めていければいいなと思っている
ホッとプレスの一人ライターdoironなのでした。

どなたか仕事があれば紹介してチョ。


まずは三本の仕事

2013年07月25日 21時45分15秒 | 仕事

今月は親父の入退院や
今年世話人をしているお寺の檀家回りもありました。
ここ15年で初めて皆生に行かずに
長野でバイク三昧の休暇を過ごしたり、
グーの手術もあったりと、
本当にめまぐるしくいろいろとあった7月でしたが、
何より新しい仕事が始まったのが、
今月最大の出来事でした。

さて、その仕事なのですが、
まずは3本の仕事をこなしました。

仕事の数を一本、二本と数えるのは
傘張り浪人とフリーライターくらい?
あ、芸能人もそうかな。

うち、ひとつはなんと
某市と某市の二人の市長インタビュー記事。
前の職場でも市長のそばにいた時代があったから
なおさら思うんやろうけど、
首長にもなろうという人は
やはりオーラが出まくりやね。

小1時間、全然こちらが話題作りに困ることもなく、
滔々と自分のペースで語り、
自分の世界に引きこまれそうになりました。

もちろんボイスレコーダーも許しを得て、置いてありましたが、
市長の声は頭の中にもどんどん響いてきましたので、
そんな膨大な言葉を元に
原稿用紙4~5枚程度の記事に仕上げるのに、
わざわざ音声を再生する必要はありませんでした。

頭の中に居座っているお二人が話し続けてくれるからです。

そうしてそれぞれの市長の思いを、
ニュアンスや雰囲気を損なわないように
言葉にしていきました。
それが先日、記事確認で渡してあった両市から
何とかオッケーが出まして、
記事がやっと完成。
ようやく仕事はひと段落となったわけです。
そうそう、この記事作成の段階で
出版社の方から「編集後記は署名記事でもいいよ。」
と言われてしまいました。
二本目の仕事で、署名記事が書けるなんて
フリーライター冥利に尽きるというものです。
ここは喜んで記事の末尾に(doiron)と
入れたいところですが
まだ新米ということもあるし
いきなり最初の夢がかなうというのも
どうかと思って、署名は(道)だけに
とどめておきました。気弱なぼくちゃん。

もう一本の仕事は先日書いた通りで、
最後の一本が、
なかなか表現しにくい内容を
誤解を受けないようにわかりやすく伝えるために、
プロの力をお借りしたいといわれて
発注していただいた仕事です。

なるほど、あまり情緒的に書くと
読み手に誤解され、
事務的に書きすぎたら
素晴らしさが伝わらないという微妙な記事でした。

でもプロにお願いしたいなどという言葉をいただいたからには
気合を込めて書かないといけません。
わずか原稿用紙1枚半という制約もあって
苦労しましたが、
3時間もかけて何とか完成。
校了の最終日になってようやく
オッケーをいただきました。

しかしねえ、
これだけの仕事に
こんなに神経をすり減らして、
時間を使って、
この先やっていけるかなあ。

そのへんがちょっと心配やな。

ほかのライターさんがどうなのか
聞いてみたい気もするけど、
聞いたら聞いたで
そんな仕事はチョチョイのチョイやで
なんて言われてショックを受けたりしてね。

ま、親切丁寧に、
ホッとする言葉で、
ホットな話題を
という信条を忘れずに、
精一杯自分を信じてやっていくほかはないようです。