ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

但東町担当 後編

2013年09月09日 21時47分19秒 | 仕事

さすがに山旅中心に
企画実行している集団のメンバーだけあって、
イケメン君のザックからは何でも出てきます。

中でも感心したのは、
お湯を沸かすときの道具で、
熱効率を追求したフィンを備え、
持つところには断熱効果とやけど防止に
不燃布を張った道具が秀逸でした。

あっという間にお湯を沸かして、
持参したカップヌードルを作ります。
それと後はおにぎり一個が
この日の昼食でした。

あ~あ、仕事じゃなかったら
ビールを持参していって飲んだのになあ。
って、前編に続いてまた言ってる。
よほど飲みたかった気持ちが
伝わったでしょうか。

健康的に山頂で40分ほど過ごした後は
元来た道を下ります。

これも、速い速い。

近頃バイクで太ももを鍛えていたはずなのに、
膝が笑いそうになりました。

下りに要したのは、約40分。
下山間際で、地元のガイドさんと合流しました。

御年74歳で里山整備等を中心に
精力的に地域の活性化に取り組んでおられるすごい人でした。

下山後はその人の案内で、
まずはドウダンツツジの紅葉で有名な
安国寺に行きました。



ツアーの頃は、多分紅葉真っ盛りなんでしょうが、
この時はまだ青々としていました。
堂内に座り、おもむろに障子を引くと、
全面が真っ赤な紅葉に彩られる景色が現れる仕掛けで、
それはそれは見事だそうです。
洛北のまほろば、
圓通寺からみた比叡の姿の見事だったのが思い出されました。



そのドウダンツツジの写真も撮ったのですが、
紅葉前の姿なので、
掲載は遠慮しておきます。
安国寺 ドウダンツツジ でポチッと検索してみてください。

そこから次に行ったのが、

“美肌の湯”

で名高い

「但東シルク温泉」



支配人と営業の人に会い、
バスの駐車場のことやらを相談させていただきました。

ついでに、お風呂に入って、
汗を流すだけじゃなく、
美肌にもなって帰ろうと思ったのですが、
あいにくその日はメンテナンスのため全館休業でした。
がっくし。

その温泉の横にあるのが、
田んぼに植物で絵を描く「田んぼアート」。



これはたしか今年もテレビで見たような気がします。

コウノトリで有名な豊岡市が近くにあるので、
ここにはコウノトリを描いてあったそうです。

汗臭い体のまま、次に向かったのが、
「たまごかけごはん」の専門店、

「但熊(たんくま)」



というお店です。

ここでは、ご飯とみそ汁と漬物だけの
シンプルなお膳になんと卵がかけ放題で
350円という「玉子かけごはん定食」が
大人気だそうで、お昼時には大行列ができるそうです。





ここについたのが2時半くらいだったので、
行列はなかったのですが、
何とご飯がすべて売り切れて
炊いているところなので、
待ち時間が20分とのことでした。

せっかくなので待つことにし、
近辺をうろついてみました。

ここの卵の生みの親達は、
店と道を挟んだ田んぼの中にある鳥小屋にいます。



遠くに見える白くて細長いのが鶏舎です。
ここでとれた、産地直送の新鮮卵の
たまごかけごはん。
さぞやおいしかろう~
う~、待ちきれない。
ここがある意味ツアーのメインのような気がしてきました。

それにしても「但熊」って変わった名前だなと思っていたら、
熊も遊べるほど自然豊かな但東町であってほしい
という店主の思いが込められているそうです。

この熊が目印です。



熊そのものは「女子トイレ」でしたけど・・・。



ようやく20分が経ち、
持っていた番号札の番号が呼ばれました。
スピーカーで呼んでくれます。



これがそのスピーカーで、
案内の時以外はなぜか
勇ましい音楽が流れ続けていました。

よく見ると、スピーカーの上に
ツバメの巣があるではないですか。

さぞや賑やかな子育てになったでしょうね。

たまごがかけ放題ということなので、



貧乏性のdoironは3つもかけて、
しゃぶしゃぶ状態になってしまいました。



味がわからん状態でしたな。げげ~

こうして、ツアーで行く山、寺、お店の下見が終わりました。

ここんと、この地方には
大雨にもほどがあるというほどの
大量の雨が降ったそうです。

ようやく訪れた北丹波の里は、
静かなたたずまいに戻っていて
栗の実が落ち、柿も色づき始めて、
すっかり秋めいていました。

気持ちのいい若者と過ごした一日は、
いい下見になったと同時に、
秋になったら絶対あちこち
山に登ろうと固く心に誓ったdoironでした。


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