goo blog サービス終了のお知らせ 

雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

鳴門秘帖

2009-11-17 21:41:56 | 
吉川英治著"鳴門秘帖"を読んでます。
昭和初年に発表されたとあります。
そうすると80年も昔に書かれたということですね。
乱暴な言い方をすれば昔のちゃんばら映画を文章に
したものです。
古臭いといえばそうなんだけど結構おもしろいです。
庶民はどんな筋書きを望んでいるのかわかって
それに沿うよう書いているという感じがします。

テレビの時代劇で強いヒーローが出てきますが
そういう人物が法月弦之丞です。
悪役の人物が何人も出てきます。
やられてしまうことなくずっと絡んできます。
悪い奴を早くやっつけてしまえばいいのにと思うのに
ぜんぜんやられないんですよね。
まだ1冊目です。あと2冊残ってます。
きっと最後まで出てくるんだろうなと思います。

こういうタイプの話はヒーローが必ず勝ってめでたし
めでたしになるに違いないと思って読んでます。
だから安心して読める、そういう種類の本です。
さて予想とぜんぜん違う結末だったらどうしよう。

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。