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“サルスベリ”の花

群馬・高崎の「少林山」に久しぶりに寄ってきました

山の上は高崎自然遊歩道の一部になっていますが、その一画の遊歩道沿いに、“サルスベリ”が公園樹として植えられていました

ちょっと余談紹介ですが、「高崎自然遊歩道」というのは、観音山丘陵を自然に触れあいながら歴史も満喫できるようにと、山名から少林山まで全長22kmを散策用に整備コース化したものです

訪れたこの日の少林山・達磨寺の裏手の散策路は、強く陽射しが照りつけて、濃いピンク色の“サルスベリ”花が燃えるように咲いていました

 

“サルスベリ”(百日紅)は、中国原産のミソハギ科の落葉中高木です

“サルスベリ”の葉は対生または輪生しており、上部は互生し楕円形です                                           樹高は3~7m・幹肌にはところどころに瘤があり、樹皮は薄ペラッの為乾燥すると剥げ落ち、幹は滑らかになって生長します

花は頂生または腋生し、白、紅、紫色の円錐花序をつけます                                                花弁は6枚で波状縁になって、基部は糸状です

街路樹状に植えられた“サルスベリ”の一本は、真っ白い花を咲かせていました

近づいてアップしてみました

蕊(しべ)が長く伸びて何かユーモラスです

“サルスベリ”は”百日紅(ひゃくじつこう)”とも云うが、この名の由来は、中国の伝説では、「恋人と百日後に逢うことを約束した乙女が、約束の百日目の直前に他界、その死んだ日の後に乙女の墓から咲いたという花」だといわれている
日本では元禄時代の園芸書「花譜」に、
「紅花が100日間咲く」と説明があった事からとあるそうです

“サルスベリ”の名は樹皮のはがれた部分がつるつるになり、「猿も滑って落ちる→猿滑り」というのが、名前の由来らしい

“サルスベリ(百日紅)”の花言葉は、「 愛嬌 」 、「 雄弁 」、「 不用意 」 です

「不用意」なんていう花言葉は、“サルスベリ”の呼び名からか

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