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“オミナエシ”の花が咲き、「シジミチョウ」とまる

先日、産直の花棚で、秋の七草の“オミナエシ”の鉢花を見つけました                                                  黄色い小さな花が寄り集まるように咲き、置かれた鉢花の中で眼だっていました

立秋が過ぎたばかり、まだ “オミナエシ” の咲く時期にしては早いと思うのですが、数鉢まとめて売られていました

“オミナエシ”には、多くの虫たちが集まってきます                                                                    花を眺めていたら、眼の前をひらひらと蝶が飛んできて、“オミナエシ”に停まり、吸蜜を始めました

 この蝶は“シジミチョウ” だとすぐ分りましたが、色々種類の多い“シジミチョウ”ですので、パチリ!!  して名前を調べてみました

“ヤマトシジミ”!? “ルリシジミ”!? 翅を拡げてくれてないので、よくは分らないけど・・・

翅(はね)地の色は、“ルリシジミ”の方がやや白が鮮やかで、“ヤマトシジミ”は褐色がかっているものが多いそうですから、この点からは“ヤマトシジミ”かな

裏の斑紋からみると、斑紋の位置からも“ヤマトシジミ”っぽいのだけど・・・

“オミナエシ”の小花は、黄色い清楚な5弁花です

優しい風情の“オミナエシ”は、万葉の御代から歌材としてよく歌われたようです

万葉歌をさがしてみたら、二つ見つけました

「 手にとれば  袖(そで)さへ匂ふ  女郎花    この白露に  散らまく惜しも 」   万葉集  作者不詳       

「 女郎花  秋萩凌ぎ  さを鹿の  露分け鳴かむ  高円(たかまど)の野そ 」    万葉集  大伴家持

“オミナエシ”は、8月16日の誕生花です                     
そして、その花言葉は、「 約束を守る 」、「 美人ではかない恋 」、「 親切 」  です

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