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暗紫色の“タチアオイ”が咲いていました

造園屋さんってちょっとした植物園ですね

 すぐ売れる苗木は別にして、大きな木が植樹風に植えられて野草や、変わった花々が植えられているところがありこの頃産直だけでなく、造園屋さんを覗いたりして楽しむ事を覚えちゃいました                             買う訳でないので、いいお客とはいえませんから、造園屋さんも迷惑かもしれませんね

先だって近所の造園屋さんに立ち寄った時、大きな落葉樹の下で暗紫色の“タチアオイ”が咲いているのを見つけました

“タチアオイ”の開花時期は6月~8月末頃です                                                                  梅雨の始まる時期に、茎下から順番に花が開き、梅雨が明ける頃にはまっすぐ延びた茎の先端まで、花が咲きそろうと言われています

とっくに梅雨があけ、残暑に入ったのに、赤紫色の花が今年最後かと思えるほど目一杯に一重の花びらをひろげていました

草丈が丁度私の目線と同じ高さで咲いているのが、とっても綺麗に見えました

“タチアオイ”は花を穂状に多数付けるアオイ科タチアオイ属の耐暑性耐寒性の宿根草(多年草)です

“ムクゲ”にちょっと似た花をたくさん咲かせ、花色は赤、白、淡い黄色、ピンク、紫、黒に近い赤などと結構豊富にあり、花の大きさは10cm以上になります

実は黒や紫の“タチアオイ”花を見たのは初めてでした

“タチアオイ”は「立葵」と書き、掛け言葉として、源氏物語や枕草子に多く使われたことばです

「 くやしくぞ  つみをかしける  あふひ草   袖のゆるせる  かざしならぬに 」     源氏物語  柏木

 ”タチアオイ”の花言葉は、実に沢山ありますが、

フランスで言われるまとめた花言葉は、「  あなたの美しさは気品にあふれ威厳にみちている 」です

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