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“シモツケソウ”です。 “シモツケ”ではありません

先日、赤城自然園で出合った“シモツケソウ”の花を見てください

いつも “シモツケ” を見ては、『はて!? これは、“シモツケソウ”とどこが違うんだっけ!?』と悩んでいました                                                                                       今回は“シモツケソウ”に出合って、『“シモツケ”はどんな花だっけ!?』と思ちゃいました  

“シモツケソウ”も、“シモツケ”も、同じバラ科で、小さな5弁の花が寄り集まってふわっとした優しげなふくらみを見せてくれます

“シモツケ”は、山地の日当たりのよい草地に生える落葉小低木です                                                    “シモツケソウ”は、草原や湿原に生える草本です                                                             きれいなピンク色の花がいっぱい咲き、草丈が30cm~1mになるすらりとした姿の美しさから、”高原の女王”とたたえられているそうです

自然園では、落葉樹の樹下を埋めるように咲いていました

“シモツケソウ”の葉は互生し、下部の葉は羽状複葉になり、茎葉はモミジ葉の様に掌状に切れ込んでいます

上部茎葉の大きさは、5~10cm程度・葉柄の付け根に、先端が尖った托葉があります

“シモツケ”の葉は、先が細くとがった長い卵形の葉形で、縁には鋸歯がありますから、見分けの特徴といえるようです

“シモツケソウ”の花期は7~8月、 枝分かれした先端に総状花序を出し、小花は蕾の時は濃いめのピンク、咲くと4弁の淡い赤紫色をし、雄しべが長く毛羽立ち、花が緑陰でかがやいている様に見えます

もっともこの咲き方が、ピンク色が煙っているようにも見え幻想的だという人もいます

“シモツケソウ”の花言葉は、「 ひそやかな恋 」、「 たおやかな風景 」、「 努力 」 です

 

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