日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
“ギンバイソウ(=銀梅草)”が、とっても涼しそうです
先日群馬・赤城山麓にある 「赤城自然園」 に、行ってきました
「自然園」は今年6月、関東に襲来した台風4号の影響で、大分園内のあっちこっちは被害を受けたそうです 園内遊歩道には綱がはりめぐらされ、足の踏み入れられるところは大分減ってしまっていましたが、来園者も少なく我一人の自然園といった感じで、自然が満喫できました
夏の日差しが強く、気温がぐんぐん上がった日でしたが、緑多い園内はちょっと吹き抜ける風がとっても涼しく暑さを忘れさせてくれました 園内幾ヶ所かにながれる渓流を模した小川の縁では真っ白な“ギンバイソウ(銀梅草)”の花が咲いて涼しさを倍加してくれました
“ギンバイソウ(銀梅草)”はユキノシタ科の多年草で、山地の樹陰に生えます 特に渓谷林などの湿った林床によく群生するのが見られるようですが、花の咲くのを見たのは初めてです
“ギンバイソウ(銀梅草)”の名は白い5弁の花が梅に見立てられるとして、この名がついたそうです
“ギンバイソウ”の草丈は40~70cmになり、茎は直立して毛があります
葉は対生して、長さが10~20cmほどの倒卵形で先端が2つに浅裂し、縁に鋸歯があるのが特徴になっています 葉の先端が2裂しているのが、「鋏み」の様に見えます
“ギンバイソウ”は7~8月に茎の先へ集散花序を出し、球状をした淡紅色のつぼみのようなものをつけますが、これは花序を包んでいる「苞」で、葉の変形したものです この苞の中から、梅の花に似た白色の両性花と、3枚の花弁のように見える「萼」を持った装飾花が現れ咲きます
真っ白な両性花は、直径約2cm・がく片と花弁がそれぞれ5枚で、雄しべがたくさんあり、雌しべは1個からなっています
画像 では、ちょっと撮り方が悪く、両性花が隠れてしまいました
“ギンバイソウ(銀梅草)”の花言葉は、「 平和 」、「 愛のささやき 」 です