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一杯の実を生らした“ウメモドキ”の古木盆栽がありました

先だって埼玉・神川R254沿いにある「道のオワシス神川」の前にあるJA産直・「ひびきの」に行った折、花木販売コーナーで“ウメモドキ”の古木作りされた盆栽を見つけました 

“ウメモドキ” は、日本の北海道以外の落葉広葉樹林内に分布しているモチノキ科の落葉低木です

花は5月から7月に葉腋に花を付け、雌雄異株の雌株は、秋に紅い綺麗な実を稔らせ楽しませてくれます

“ウメモドキ”は葉や枝振りが梅に似ていることから、「梅もどき」の名前になったといわれていますが、梅の盆栽と古木のイメージが重なります

 “ウメモドキ”は実物盆栽の女王と呼ばれる程に人気があるそうですが、実の美しさと樹勢が強く根張りしやすいので、盆栽として育てやすいとされる事に理由があるようです                                                             しかし大抵はその樹勢の強さから、幹の太い古木型に育てるのが難しく、文人型(=こんな型があるか分りませんが??)か小品盆栽に仕上げられたのを多く見られます

花木棚で見つけた“ウメモドキ”の盆栽は、とてもどっしりした巨木のイメージです                                            枝先に書かれた価格の札に「ウン万円」とありましたが、まわりの盆栽の中では一際目立ってました

枝振りの向うに碧空が広がり、付いている紅い実を眺めたとき、盆栽とは思えぬほどに自然を感じます

  “ウメモドキ”の花言葉は、「知恵」、 そして誕生花としては、11月1日だそうです                      

 前記しましたように花は初夏の頃咲きますが、花より実がとても目立つので、どうやら秋の誕生花とされたようです                                                                             花言葉の「知恵」とは、“ウメモドキ”の紅い実をとても小鳥達が好きなのですが、実には発芽抑制成分が含まれており、小鳥に食べられる事によって発芽しやすくなります                                                   この事は小鳥が種をより遠くに運び、子孫を広く残す事が出来る訳ですから、まことに頭のいい木ですよね  

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