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群馬・「土合(どあい)駅」周辺の紅葉です

 先日谷川岳天神平のロープウェイから付近の眺望を楽しみました                                                               ロープウェイ土合口へは、関越道・水上ICを下り、水上温泉~湯檜曽温泉を抜け、「土合の駅」前を通り、九十九折の急坂を上りつめて行きます

「土合」だなんて面白い地名です                                                                「土合」の由来は、街道と街道の合流点「道合」からの変化で、(みちあい→どうあい→どあい)となったとされています                                                                                 また川と川の合流点「洞合い」が語源とされたのだとも云われます

トンネル駅とも呼ばれる「土合の駅」は、群馬・水上・湯檜曽にあるJR東日本上越線の駅で、群馬県内の普通鉄道の駅では最北端に位置しています

「土合駅」の「土合」は古くは「土井の庄」と呼ばれていたといわれ、水上温泉郷の入り口でもあることから、「ドアヒ」という燃土の古語からが語源だとする説もあるそうです

 

    「土合駅」前の紅葉です  向って最奥は「高倉山(標高:1448m)」だと思います

「土合の駅」は、上下のホーム間が大きく離れている駅です                                                  

上越線の複線化の際に下りホームを地下70mの新清水トンネル内に設置したことによるもので、駅舎と上りホームのある地上と下りホームの高さは81mもの高低差があります                                                                                                                         

このため下りホームから駅舎に行くには、ほぼ一直線に伸びる462段の階段を上り、143mの連絡通路を抜け更に24段の階段を上がっていく必要があるそうです

このため乗り換えには徒歩約10分程度が必要で、駅舎の改札口では発車10分前に打ち切るようにしていたそうです

 

  「土合の駅」駅舎玄関です            下りホームへの階段です

小雨が少し降る中、駅前の道路を、谷川岳ロープウェイ土合口に向います                                                     急坂を走るにつれ、気のせいか周囲の紅葉は色濃くなっていくように見えました

 雪止めトンネルをくぐって、目の前が開けた道路脇に、慰霊の彫刻碑が建てられた園地がありました                        この園地は「遭難慰霊碑」等を集めた「土合霊園地」と呼ばれているようです                                                

    園地から雪止めトンネル越しに見た紅葉風景です

   園地から土合駅を見下ろしたのですが、駅舎は山陰で見えません (中央の道路は湯檜曽温泉で、両側は湯檜曽親水公園になっています)                                                                                                              

   

 遭難者を悼んで建てられた「山の鎮の像」  手前:谷川岳のドクトル碑 奥:開拓を讃える碑

後ろの山は、 赤沢山(1328m)  

谷川の山々は、紅葉が始まったばかりです 

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