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“ヤマハゼ”が紅葉始めました

今年は例年より確かに暖かいみたいです                                                                      今日は立冬  ・やっと庭の木々が少しづつ色付いてきました                                                         そろそろ寒さが近づいてきたようです

数日前近くの公園を散策したら、“ヤマハゼ”の木が紅葉  はじめたのに気がつきました

“ヤマハゼ”は、 “ウルシ” の仲間です                                                                  雌雄異株の落葉小高木(=高さ:3~6m)で、関東地方~九州の暖地の山地に生えます                   株立ち状に生えるので、紅葉姿のやさしさが洋風庭木としてとても似合っているように思えます

葉は奇数羽状複葉で互生し、ちょっと “ナナカマド” に似てるなとおもっています                                           葉軸は赤味を帯び、葉面には毛が生えており、“ハゼノキ”との見分け方になっているようです                                           但しなんせウルシの仲間なので、むやみに触らないのが無難のようです

葉腋から円錐花序を出し、花期の5~6月・黄緑色の小さな花を沢山咲かせます                                   秋(10~11月)になると、光沢のある黄褐色をした実を房状につけます

核果はゆがんだ扁球形で、すべすべしておりつやがあります
仲間の“ヤマウルシ”には、核果に短剛毛があり、つやもありません

尚殻(皮)の中にある実が白ければ、“ハゼノキ”で黄色であれば、“ヤマハゼ”と、実でも区別できるそうです

この実は「木蝋(もくろう)」として軟膏などの其剤に利用できるので、中国では「木蝋樹」とよばれているそうです 

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