日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
“ウド(独活)”の実が、黒くなりました
今朝はうんと寒さを感じました!! 天気予報のおねえさんも、今シーズン一番の寒さだと叫んでいます・・・東京渋谷では11度だったそうです いままで我慢してきたけど、ついに起きてから「オコタ」を入れました 今年は3・11の大震災で節電の大切さが見直され、我が家でも冷暖房器具は色々検討事項でしたから、「オコタ」をセットするのはちょっとしたニュースなんです
自然でも秋深まってきて、冬に向けて色々な表情を見せています 自然公園の林縁で、“ウド”の実が成熟して、まるで線香花火状に飛び散るように生っていました
“ウド”は夏に小さな白い花をビッシリ咲かせ、秋に直径3mmくらいの液果が生り、寒さ増すにつれ黒く熟します 果中には3~5個のゴマ状の種子を持っています
黒い液果のアップをよく眺めてみると、なんかなかなか味わいを感じます
“ウド”の木(=勿論草本ですが・・・)は、「ウドの大木」と慣用されるくらいに春先芽を出し、気温の上昇とともに、ぐんぐん大きくなり高さは約2~3mにも成長します そして液果が落ちるとともに、木全体も寒さにあわせ枯れて、来春また新しい芽を出します
ところで「ウドの大木」とは、成長早く大木のようになることだと思いがちですが、そうではなく大きくなって樹木の様になっても、食用にも木材にもならないから、転じて「図体はでかいが、中身が伴わない、役に立たないもの」のたとえです
そういえば、樹木では“ゴンズイ”が、役立たずの代表表現になっていました “ウド”は木ではないし、春の山菜としては芽および茎の部分、つぼみはたべると絶品ですから、「ウドの大木」の意味は少し考え直す必要ありでしょう・・・“ウド”に変わって、異議申し立てです