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信州・安曇野の“大宮熱田神社” ; 長野のお社

先だって行った長野ドライブ記です

信州・安曇野を車  で走りながら、この地の歴史を少し垣間見ました

“大宮熱田神社(おおみやあつたじんじゃ)”は、長野県松本市(旧梓川村)にある神社です                                           松本ICから、国道158号(野麦街道)を上高地方面へ走り、途中で梓川を渡って、梓川村役場を目指して、役場から約2km程北西の方向にありました

本神社は、旧県社で「梓川」の水の守護神として、「松本平ら」が一望できる「本神山(別名・男体山:標高1283m)」の山頂に、“梓川大神”を祭神として奉斎されたのが起源になっています

   向って左・鳥居横に見える巨木は、長野県の指定天然記念物にされている“モミ”の樹です

根元に立って見上げると、あまりの高さに首が痛くなりました                                                                説明によると、この“モミ”は樹齢600年・幹周り6.3m、樹高は43mあるそうです  (下左)

 

“大宮熱田神社”に祀られた「梓川大神」は、約1000年前の歴史書である三代実録に、清和天皇の貞観9年に神徳の高きにより、従5位下が贈られたと記載されている霊験あらたかな神で、広く崇敬されてきた神様だそうです                                                                                そして、祭事や参拝者の便のために、現安曇野の地へ移って後に、「熱田大神」・「天照大神」・「八幡大神」の神々が合祀され、現在の神社になりました

鳥居をくぐり、深閑とした参道を進むと、大社拝殿があり、入り口には以前「出雲大社」で見たような大きなしめ縄が眼を引きました    (上右画像)

本殿は拝殿より奥の四方壁に囲まれた中心に、国の指定重要文化財になっている室町時代後期に建てられた建物があったのだそうですが、事前知識もなかったため、見ることが出来ませんでした

神社の境内は古色蒼然として、巨木が多く、しかも松と杉が一本樹になっている巨木もあり、長寿を祈願する御札が沢山見られました

信州の人たちの自然に対する敬慕、畏敬が脈々と流れていると感じられました

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