生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

現代の悲劇の最たる自己否定は?

2007年10月15日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
古代から自殺、殺人はありますが現代社会での自殺、殺人の特色は伝統的宗教の否定も大きな遠因の一つになっています。宗教を否定する場合、赤ちゃんまで水に流してしまわないようにしましょう。さて人間の本能は3つあります。食欲、性欲、見神欲(ケンシンヨク:desiderium)の3つです。欧米の古い歴史をもつ大学の一部(比較宗教学)では現在でも教えていますが、人間にあるこの宗教心を求める心・見神欲を無視すると、やはり神経症等の身体症状も発生してきます。神仏を求める心は本能なのですが、この本能をあえて無視するところに現代病の深い根が潜在しています。生き甲斐、自然への畏怖の心、人を愛する心、優しさはすべてこの見神欲が中心となつています。すべての人間に存在しているこの見神欲をもう一度見直してみると古代から継続されている伝統宗教の美を開花させ幸せな日々を手にすることが出来ます。<自己否定:168-5>:

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