生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

治療の現場での成功者は?

2011年04月19日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
医者にしてもセラピストにしても患者さんの具体的な症状に触れたときに咄嗟にどんな概念、イメージがスーッと頭に浮かぶかで、その仕事の世界での優劣が決まります。イメージが湧かない人はどんどん職場を去る羽目になります。さてこの場合は<不安感><環境適応能力><解釈>の3つが優れた概念です。aさんはこの大震災の雰囲気の中で津波や家の喪失に遭遇したわけではありませんが放射能被害や風評に<不安感>を感じています。あるがままの現実をどう<解釈>しているか、といいますと自分をストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、鬱、錯乱の5つ)へ追い込むような解釈をしていて幸福曲線(平安感、友好的感情、健康感、幸福感、統御感の5つ)へ押しやるような解釈はしていません。この傾向に気付いたaさんは環境にとにかく適応しようと努力開始をしましたら少し平安になつたそうです。このような流れが今は大事なのです。<何を信じたらいいのか:385-2>:

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