生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2022年11月15日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
気になることを幾つかノートに書き出します。これを<エゴ・ダイナミックス・ノート>と言いますがこのノートは人に見られないように注意しましょう。ある時期にきたら燃やすか生ゴミに入れて処分していく習慣を付けると便利です。このノートに不安感を箇条書きにして書くのです。そしてこの不安感はどんな理想と現実のギャップから生まれているかを書いていくのです。現実吟味力の欠落に気づいたり自分の深層心理の働きの中にやたらと抑圧、抑制、逃避、感情の転移、投影などの働きに異常なものを見つけたり考え方に整合性がない自分を発見したりします。現実の解釈の仕方が暗いほうへ、暗いほうへと、解釈している自分にはっとしたりします、自分はどうして明るく解釈が出来ないのだろうか、悲観的で前向きでないのだろうか、希望力、信頼力がなく疑い深い人間なのだろうか、とか色々気づきます。悔いのない人生を歩くためには、時々立ち止まり、この分析(自己分析といいます)をしてみると、不安感の分析をしていくうちに、本当に望んでいる理想像、人生の方向がみえてくるものです。考え方に整合性がなく、ばらばらですと無駄な不安感がどんどん湧き出しますので、方向性を一つに絞り込むと不安感の半分はなくなります。二兎を追うものは一兎も得ず、です。
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