生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2022年11月13日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
私を含め現実に暗い気分、不安な気分に陥ったときは、案外慌てているのに、その慌て状態に気づいていません。意識しているようで、おろおろしているのが普通の人間です。冷静なようで実は冷静ではないのです。私には信仰が少しあますので、自分が変だなあと感じるときは書斎で一人静かに神様に祈る習慣がありますから何となく落ち着いてきます。この繰り返しが私の人生のようです。人間の困る所はこの暗くて不安な時ほど過去の類似事例がどんどん重なり益々気分を悪い方向へと自分を押しやっていく傾向があるようです。ここで色々の宗教が学問を大事にしない傾向がありこの精神現象を悪魔とか悪霊とか民間信仰に結びつける文化です。ストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、欝、錯乱の5の精神現象のこと)を信仰生活で思索する前に現代の臨床心理学できちんと対応していかないと何となく知性に欠落した人間のようで嫌われます。信仰が解決してくれる事例は何故、自分の親が津波に流されたのだろう、何故自分はこんな酷い癌で死ぬのだろう、という難しい領域の場合に信仰の力が発揮されます。人間ではどうにもならない現実問題に遭遇した時、これは何を意味する試練なのだろう、と解釈するのです。
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