生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

子供時代の心の傷

2007年11月17日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
自分の嫌な性格を修正努力しているのに、中々直らない、と悩んでいる方が沢山います。生みの母の介護をしながら、時々意地悪をする自分に悩んでいるAさんの話しを聴きますと、子供時代に物凄い意地悪を母から受けていました。立場が逆転した今、気がつくと復讐をしている自分に嫌気をさしていたのです。心理療法をしている内に、Aさんはそんな自分を許せるようになりました。このように現在の自分の性格を嫌悪する前に必ず子供時代を考えてみましよう。性格が悪いのではなく子供時代の心の傷を自然治癒力が作動しているのです。無意識の内に体が自然な形で治療していた事に気付いたのです。今の自分が悪いのではなく、人間の仕組み、深層心理の傷を体の営みが子供時代の傷を回復しているんだと解釈出来たらAさんは母を暖かく介護出来るようになりました。<子供時代:100-3>:

人気blogランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする