書く仕事

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「居酒屋ぼったくり」 秋川滝美

2015年06月09日 20時58分26秒 | 読書
「居酒屋ぼったくり」 秋川滝美



「ぼったくり」などという、物騒な名前の居酒屋が舞台。
この店主の美音(みね)と妹の馨、その姉妹の店に集う心優しき常連客との会話がほっこり来ます。
お互いに相手のことを思いやる気持ちが心地よい。

この小説のもう一つの魅力は、酒のつまみと日本酒の銘柄に関する「ためになる」薀蓄。
牡蠣のベーコン巻、上州葱と蒟蒻の煮物、せんきんあかとんぼ秋上がり、群馬泉
等等、あの日本酒に合うつまみ、このつまみに合う日本酒が心優しき会話の合間に次々に紹介される。
日本酒党には堪らない企画?の小説かも。
私はそれほどの日本酒党ではないけど、この本を読んで、すっかり美味しい日本酒が飲みたくなった。
明日飲みに行こうかな。


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