プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★虚しい一票

2017-09-23 09:35:17 | 日記・エッセイ・コラム
 某メディアが、10月予定の「選挙の是非」について、アンケート調査を行ったら、「納得できない」人が、65%を占めた。

 サンプル調査だが、全数調査でも、同様の結果が出ると容易に推定できる。山積している諸課題を考えれば、当然で、それでも選挙に走るのは、「今なら勝てる」以外に理由はない。

 評論家は、「意思表示のチャンス」で片付けるが、それはきれいごと。現選挙制度では、批判が棄権者をうみ、投票率が低下するので、組織の固い政党が有利になる。

 ついては、「落としたい」候補がいたら、その候補の得票数を「マイナス」にするアイディアを思いついた。その際、投票を義務化し、当選の最低ラインをクリア出来なければ、当選者なしとすれば、一票の格差問題も解消できる。

 当然、有権者の政治に対する関心が高まるので、政治家が緊張感を持つと、ひねくれ老人の虚しい一票"(-""-)"。

★内憂外患⇒内憂傍観?

2017-09-22 08:17:17 | 日記・エッセイ・コラム
 トランプ大統領の演説に対し、北朝鮮の金正恩は、「史上最高の超強硬対応措置を断行する」と警告した。お互いに、かつてない厳しい言葉の応酬で、一触即発の状態に入った。

 安倍総理が、日米は一心同体とする強硬姿勢を鮮明にしている以上、北朝鮮が、日本を標的にすることは、想像に難くない。

 さて、国際社会の連携の重要性や、応分の責任を果たす必要性は、理解する。しかし、トランプ大統の主張を持ち出すまでもなく、「自国ファースト」は、どこの国にとっても当然のこと。

 とすれば、日本の国益上、北朝鮮問題は、尖閣諸島や竹島、或いは、北方領土以上に重要なのだろうか?

 中国や韓国との交渉すら及び腰で、「わが国固有の領土」、或いは、「領土問題は存在しない」と棚上げし、未来志向で、「戦略的互恵関係の構築を目指す」とする総理の答弁は、壊れたテープ・レコーダーのようで、聞き飽きた。

 安倍総理には、自力で内政課題を解決する覚悟はなく、他力本願で存在感をアピールする意図がありはしないのか?

 新たな火種を撒けば、メディアや国民の関心は、新しい方へ向く。北朝鮮の脅威や、教育無償化を訴え、選挙に勝てば、国民が、森友・加計問題や年金支給漏れ等を容認したとされたのでは、堪らない。

★制裁と対話の限界

2017-09-21 09:52:35 | 日記・エッセイ・コラム
 国連総会での安倍首相の演説に、ブレーキが利かない車が、坂道を転がり始めたような危機感を覚えた。

 安倍総理は、従来の「対話と圧力」から、「圧力しかない」と踏み込み、「なんの成算があって、我々は、三度、同じ過ちを繰り返そうというのか。」と断言した。

 制裁決議を実行しない中ロに対するいら立ちが見え隠れするが、”ならず者”に制裁を加え、まっとうな道を歩めと脅したら、素直に従うなら苦労しない。

 トランプ大統領の尻馬に乗って、過激な発言を続けると、「窮鼠猫を噛む」の例え通り、暴発しかねないのが”ならず者”で、判断を誤ると、最悪の事態を招く危険がある。

 幼稚だと一笑に付されるかもしれないが、常任理事国すべてが核保有国の現実に対し、非核化に向けて行動を起こすことが日本政府の役割で、北朝鮮を諫める手段ではないのだろうか。
★出でよ!憂国の政治家
 自衛隊の最近の活動状況を見ていたら、三島由紀夫の「憂国」を思い出した。 昭和45年、市ヶ谷駐屯地のバルコニーに立ち、「七生報国」と書いた日の丸の鉢巻きをして、演説後、自決した......

★当面のレース計画

2017-09-20 09:12:05 | スポーツ
 6月4日のレースを最後に、リハビリに専念していたが、膝・腰の具合が良化し、左足親指の爪も1年がかりで、生えかわった。

 体の一部分に痛みを感じないことがこんなにも快適なものかと、改めて、感じ入っている。

 ついては、マラソン・シーズンになると、各地で大会が目白押しだが、エントリー期限を過ぎていたり、出場条件が合わなかったりして、思い通りにレース計画を組めなかった。

 あれこれ悩んだすえに、10月9日の小松と、11月26日の小豆島(いずれも10㎞)の2レースにエントリーを終えた。

 朝夕の気温が、徐々に涼を増してきたので、走り込み不足を解消し、久しぶりの実戦に備えたい。

★政局風見鶏

2017-09-19 09:42:36 | 日記・エッセイ・コラム
 前回の選挙の争点は、「消費増税の時期延期」だったので、もう消費税の再々延期を出来ない。そこで、知恵者は、2019年10月の消費税を上げる際、「使途を変更する」奇策を打ち出した。

 それが、「幼児教育の無償化・高等教育の負担軽減」等の教育財源に充当する考え方で、今朝の新聞の一面に踊る。

 従来の社会保障制度の「高齢者偏重」の枠組みを見直し、「全世代型」とすれば、若年層の支持を得られる。「人づくり革命」戦略に基づく充実策だと訴えれば、民進党との対立軸も薄まる。

 また、北朝鮮の緊迫情勢下での解散は、無責任との批判は、百も承知で、逆に、有権者は、「この非常時に政権が変わっては大変」と考えて、与党に投票するとの深読みだ。

 すべて、計算づくめで、選挙に勝てば、森友・加計学園問題も国民の信を得たとして、葬られる。

 そこで、一句。「大義なき解散すらも追い風に」。

 なお、下記の記事も併せて、お読み下さい。
★消費税の変形:原発廃炉費
 9月16日のテレビ朝日のニュースを観ていた妻が、「エッ!」と絶句した。画面には、「原発の廃炉費用など政府が新たな負担検討へ」、「国民負担8.3兆円の文字が踊っていた。 8.3......