プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★政局風見鶏

2017-09-19 09:42:36 | 日記・エッセイ・コラム
 前回の選挙の争点は、「消費増税の時期延期」だったので、もう消費税の再々延期を出来ない。そこで、知恵者は、2019年10月の消費税を上げる際、「使途を変更する」奇策を打ち出した。

 それが、「幼児教育の無償化・高等教育の負担軽減」等の教育財源に充当する考え方で、今朝の新聞の一面に踊る。

 従来の社会保障制度の「高齢者偏重」の枠組みを見直し、「全世代型」とすれば、若年層の支持を得られる。「人づくり革命」戦略に基づく充実策だと訴えれば、民進党との対立軸も薄まる。

 また、北朝鮮の緊迫情勢下での解散は、無責任との批判は、百も承知で、逆に、有権者は、「この非常時に政権が変わっては大変」と考えて、与党に投票するとの深読みだ。

 すべて、計算づくめで、選挙に勝てば、森友・加計学園問題も国民の信を得たとして、葬られる。

 そこで、一句。「大義なき解散すらも追い風に」。

 なお、下記の記事も併せて、お読み下さい。
★消費税の変形:原発廃炉費
 9月16日のテレビ朝日のニュースを観ていた妻が、「エッ!」と絶句した。画面には、「原発の廃炉費用など政府が新たな負担検討へ」、「国民負担8.3兆円の文字が踊っていた。 8.3......


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