プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★All for allの重み

2017-09-02 14:09:55 | 日記・エッセイ・コラム
 民進党の前原新代表が掲げる「all for all」は、安倍総理が、4年間、逃げ続けてきた「消費税増税」に真っ向から対峙する政策で、いろんな意味合いにおいて、重く価値がある。

 これで、民進党の支持率が上がるとも思えないし、増税を掲げて、選挙に勝てないことは、歴史が証明している。ましてや、党内が一枚岩にまとまる期待は薄く、今後、さらに離党者が出るリスクもある。

 それほど、無謀な政策と百も承知で、ぶち上げた見識を、私は、評価したい。財政健全化を捨て、ポピュリズムに走り、バラマキ政策で、票集めをする自民党政権が続く限り、かならず、次の世代に重いつけを残す。

 前原民進党が、政権交代を果たすとは思えないが、表舞台で、all for allとアベノミクスの論点を対比すれば、今まで、隅に追いやられてきた日本の台所事情に対する危機感を抱く人が増えると、期待している。

★消費低迷の真因:税制のひずみ
 昨年、実施された地方創生策「プレミアム商品券」は、公共事業と同質で、一時的な経済効果を生んでも、消費は依然として低迷している。 現在の消費税制には、致命的な欠陥があって、地方......