プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★都知事選と世論の力

2016-07-19 07:58:17 | 日記・エッセイ・コラム
 東京都知事選は、野次馬根性丸出しで、高みの見物をしている。

 泡沫候補を除く3人の演説に共通するテクニックは、「3点しぼり」。 元県知事候補は、「三つの不安」をあげ、元閣僚候補は、「三つのシティ」、ジャーナリスト候補は、「三つの良し」で、政策を訴えている。

 いずれの候補の主張も、表現こそ違うが、やる事にそれ程大きな違いは無い。無党派層が多い東京では、知名度・人柄が重要視される。

 組織の不動票ではなく、ノンポリの浮動票を如何に獲得するかが、終盤戦のポイント。身近な問題が多い首長選なので、一年前、安倍総理に決断を迫った世論の力を彷彿させる。

★安倍総理のDNA
 安倍総理は、新国立競技場のデザイン見直しに、ようやく重い腰を上げた。世論の厳しい批判に抗し切れずと言ったところだが、本音は、別。 内閣支持率は、安保法案の強行採決で、不支持が支持を...
 行政経験と手腕を問うか、未知の実行力に期待するかの判断はどうなるか。都民ではないが、2020年五輪後の競技施設の利用方法や維持メンテの費用に多大な関心を持っている。