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★参院選挙:老人の思い

2016-07-01 09:31:10 | 日記・エッセイ・コラム
 選挙権を得て以来、初めて 棄権しようかと散々、迷ったあげく、昨日、期日前投票を済ませた。

 妻に、「数年に一度、自分を主張できる機会なのに」と、たしなめられ、投票したが、正直なところ、私の考え方を公約に掲げる政党や候補者がいなかった。

 カウントダウン人生に入り、残された時間が限られている私が、この国に恩返しできることは何かを考えると、経済成長や雇用、賃上げ、子育て、憲法改正等の優先順位は低い。

 社会保障制度は、「中負担・中福祉」を目標と言うが、「小負担・高福祉」になっている。受益者負担が一番公平であり、たとえ、痛みを伴っても、行財政改革を断行し、消費税を上げないと、将来に禍根を残す。

 マイナンバー制度を導入した以上、低所得者層の救済は、ピン・ポイントで実施出来る筈で、軽減税制度の導入や消費税廃止論等は無責任極まりなく、国家滅亡に行き着く。

 ついては、重い腰を挙げて、投票所へ出掛けたが、立会人の数が、前回より2人減っていた。期日前投票の通知はがきの様式を見直し、簡素化を図った結果で、全国ベースで見れば、かなりの費用節減になるので、救われる思いがした。

 これからは、消費税アップ分だけ贅沢をすれば、自分も国もウィン・ウィンと、気を取り直した。