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時悠人chosan流処世術

★改憲への道筋は王道を歩め

2016-07-16 09:00:44 | 日記・エッセイ・コラム
 昨年のこの時期、国会で「安保法案」が紛糾し、学識経験者、ジャーナリスト、SEALDs等の市民活動が盛り上がった。

 その際、「次期参院選の争点に」と書いたが、杞憂した通り、自民党は、争点を「アベノミクス推進の是非」にすり替えた。

 選挙で圧勝したら、案の定、休眠状態だった「憲法審査会」がむっくり頭をもたげた。現政権の一番の問題点は、本来の目的を隠して、法律が成立したら手の内を明かす手法にある。

 
★国民を愚弄する総理発言
 「不良とのけんか」のたとえ話で、「軽すぎる」と批判されたら、今度は、「泥棒と戸締り」の比喩を持ち出した安倍総理。自民党のインターネット番組で、「集団的自衛権」を分かり易く説明したつもり...
  私は、憲法改正に反対する気はない。安倍総理が、「現行憲法が時代にそぐわない」と言うなら、どうそぐわないのかを、具体的に説明すべきだと思っている。

 与野党ともに、護憲か改憲かの論争では無く、現代社会と憲法の関わり方を国民に分かり易く公開して、議論すべきだし、また、マスコミには、メディアが果たす責任の重さを認識して貰いたい。

 そして、国民自身が、政治に対する関心を深めないと、”ゆでがえる現象”に陥り、取り返しのつかない事態を招来すると懸念している。