プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★第3回東京マラソンに思う

2009-03-23 10:40:16 | スポーツ

 3月22日に開催された第3回東京マラソン。強風と雨の悪条件下で、35,000人のランナーが都心を駆け抜けた。金沢でも今年初の本格的なロードレースが開催されたが、私は町内会の定時総会で退屈な1日だった。

 東京マラソンは、今年参加枠を5,000人増やしたが、抽選申込者が25万人をこえた。東京では、健康志向派に目をつけたコマーシャリズムが、ブームを煽ったために皇居周辺を走ると、健康に良くないとの笑えない話題まで飛び出した。

 石原都知事は、220億円の経済効果をあげ、「大会運営組織を法人化」する考えを表明した。主催者側の思惑と参加者の思いにギャップがあるのは当然としても、あれこれ欲張らずに、明確かつシンプルなコンセプトを打ち出すべき節目かもしれない。

 東京マラソンの人気の秘密はいろいろ考えられるが、個人的には、賞金レースや代表選手選考会との併催ではなく、首都を舞台とした一大イベントとして捉えた方が楽しい気がする。東京マラソンが健康志向の模範的なシティマラソンに育つことを願っている。