プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★和倉マラソン2009を終えて

2009-03-09 13:28:51 | スポーツ

 3月8日に開催された「能登和倉万葉の里マラソン2009」は、気温が11度まで上昇し、海岸線特有の風を除けば、この季節にしては珍しく好条件に恵まれた。今年が第1回目の大会だったが、総参加者数が5,000人を超え、フルマラソンに2,042名がエントリーしたというから、大成功だったと言えそう。

 和倉温泉街を発着地として、七尾湾に浮かぶ能登島を横断するコースは、起伏に富み厳しいが、国内屈指の景勝地マラソンに成長する期待が大きい。過去、車で通ったことしかなかっただけに、移り変わる景色をゆっくり楽しむことができた。とりわけ、能登島架橋を渡る際、ヨットや手漕ぎボートから手を振る人達の姿に心が和んだ。また、30㎞地点付近からゴールの温泉街を見やると、その先に雪を抱いた立山連峰の大パノラマが広がり、目にまばゆかった。

 さて、今後の発展を期待するには、大会運営面での改善も必要だ。とりわけ、スタート地点の更衣室等のスペース狭隘策は喫緊の課題。また、JR利用者が不便を感じたのは、乗客の誘導サービスの不徹底。前泊した際、翌日の混雑を避けようと帰りの切符を事前購入したら、有効期限が当日限りとなっており、返却する始末。また、日曜日の朝食を出さないホテルもあったようで、地元一体となった運営方法を検討すべきだろう。

 私は、防寒と花粉対策として、ウエアと手袋を二重がさね着し、腹部にホッカイロまで貼り、帽子とサングラスで顔を隠す異様なファッションだった。30㎞まで足を止めないことを目標としていたので、最低限の目標は達成できたが、タイムは「5時間30分35秒」で設定タイムの下限値内にも収まらなかった。原因は、いくつも考えられるが、いずれも今後の課題として取り組む以外ない。