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時悠人chosan流処世術

★期日前投票に思う

2007-07-24 12:13:37 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日、参院選の期日前投票を済ませた。全国的にも利用者が大幅に増加しているそうだ。以前の不在者投票とくらべると、厄介な手続きも不要になり、期間に幅があるので便利だ。

 前回の衆院選挙の際も利用したのだが、今回、驚いたことに関係者の人数が増えていた。通常の投票所でのフローと同様、期日前投票も、受付⇒投票用紙交付⇒記入⇒投票⇒退場の流れ。狭い会議室に、係官が窮屈そうに椅子を並べ、受付2人、パソコン操作1人、投票用紙交付2人、立会人3人の計8人。しかも、期日前投票の申請書を書く前室に、2人の整理員が配置されており、合計10人。

 重複作業を避けてミスや不正を防止するに違いない。が、投票日のように、大量の有権者が押し寄せるはずもないのに、同様の体制が必要なのだろうかと、疑問に思った。彼らの人件費を考えると、全国総計で一体、幾らになるのか想像もつかない。

 行政マンの思考回路は、目的完遂のためにはコストは無限になっているようだ。折角の期日前投票ではあるが、投票率だけでなく、実施方法の簡素化も視野に入れて貰いたい。