プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★「深夜便のうた」

2007-07-03 09:21:42 | 日記・エッセイ・コラム

 最近、新書購入を減らすように努めているのだが、付録のCD欲しさに迷いに迷ったあげく、「ラジオ深夜便年鑑2007」を買った。

 NHKラジオの深夜番組で、シニア世代に人気がある「ラジオ深夜便」。通年で、毎日午後11時から翌朝5時まで、14人のアンカーが交替で担当する。加賀美幸子、宇田川清江、須磨佳津江、男性では宮川泰夫、国井雅比古、斉藤季夫等々、いずれもアナウンサーとして活躍した人ばかりで、語り口に安定感があり、同世代の者には親しみ易い。

 早めに床につく私が、ノンレム状態から覚醒状態になるのが決まって午前2時から3時の間。枕元のラジオを手探りで引き寄せ、イヤホンで「ラジオ深夜便」を聞き出す。寝付けない時、この番組を聴いていると、いつの間にか眠り込む。逆に、番組の内容に惹かれて目が醒めることも。

 平成18年度に「深夜便の歌」が生まれた。現在、10曲目に入ったが、CDには昨年1年間に送り出された8曲が収録されている。歌い手も、加藤登紀子、さだまさし、小椋佳、倍賞千恵子、南こうせつ等のベテラン・アーチストばかり。曲想は深夜番組枠に相応しいスローテンポのものばかりだが、何よりも、詩が枯れていて味わい深い。嫌なことばかりが目立ち、住みにくいと感じるだけに、α波が流れると救われる気持ちになる。