プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★友人の朗報とエピソード

2007-07-09 10:14:23 | 日記・エッセイ・コラム

 会社のOB会会報が届いた。私は、活動に参加しない幽霊会員だが、先輩や同僚、後輩等の近況を知るには格好のツールだ。飛ばし読みしていたら、友人が日本バドミントン協会の理事に選出され、ナショナル強化部長に就任したとのニュースが目に入った。

 彼は、私より3歳年上の会社の先輩で、昭和50年から3年間、机を並べて以来、親交を重ねてきた仲だ。仕事でも議論しあったが、毎晩のように飲み歩いたり、ゴルフをしたりと一緒に遊んだ思い出がよみがえる。

 私は、当時、ゴルフに夢中の時期だったので、課長から彼の分と合わせて半日休暇の了解を貰い、二人で「早朝ゴルフ」に出掛けた。夏場だけだったが、週1~2回も有給休暇をとるので、腹に据えかねたのか、ある日、二人揃って課長席に呼ばれた。小言を覚悟してかしこまっていたら、「今度、俺も一緒に連れて行け!」。それ以来、コワイ課長が優しく見えるようになった。

 さて、楽しいピークは長くは続かない。最初、私が上位だったスコアが、いつの間にか逆転し、しだいに誘う気持ちすら失せて行った。悲願の90台突入を、彼が先に実現した日から、私のゴルフに対する熱が急激に冷めて行った。

 彼は、学生時代に全日本チャンピオンになった逸材で、実業団(採用は東京)に入った後も、数々の海外試合で活躍した。引退後、石川県バドミントン協会の役員として活躍し、国体の県選手団の監督を長年務め、全日本クラスの有名選手を育成してきた。その手腕を評価されて、来年の北京五輪の選手強化役を担うことになったのだが、金沢と東京の往復で、超多忙を極めるだけに、健康を祈りたい。