プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★フルマラソン1歳刻みランキング

2006-06-09 08:55:49 | スポーツ

 2005年度の「フルマラソン1歳刻みランキング」が発表された。これは、雑誌「ランナーズ」が企画・主催するもので、日本陸連公認コースを使用する48大会が対象。完走記録データを集計し,男女別1歳刻みのベスト100位までを発表するもので、複数大会に出場した場合は、最も良い記録が採用される。2005年度の対象大会完走者数は、複数回走った人を1回にカウントすると82,930人(男女別では69,59913,331)。

これを時間別分布でみると、3時間以内が4,742人でわずか4.3%しかいない。以下、3~3時間30分が12,705人で11.6%、3時間30分~4時間が23,552人(21.4%)、4~4時間30分が20,200(18.4%)、4時間30分~5時間が19,715人(17.9%)。5時間以上は、29,015人(26.4%)となっている。

 男子の総合1位は、高岡寿成の2:09:31。彼は35歳だから当然、35才の1位に掲載される。藤田敦史は総合2位(2:09:48)だが、29歳の1位。往年の名ランナー山田敬蔵は、78歳で今なお健在。4:05:12の1位だから頭が下がる。女子では、37歳トップの弘山晴美のタイムは2:23:26で、27歳1位の記録2:33:15より10分も速い。高橋尚子は33歳、谷川真理は43歳のそれぞれ1位にランクインという具合だ。

トップアスリートには、年齢とタイムを関連付けても無意味だが、市民ランナーも含むので、一定の傾向が見え興味深い。完走者数が2000人以上の年齢層は、28歳~50歳までと広範囲に分布するが、51歳以降は1000人台となり、59歳以降は1000人を割り込む。これは、男女共通の傾向だ。

ちなみに、妻が59歳の77位に。59歳総完走者数が782人(男子684人・女子98人)に急減するため、今年2月の沖縄マラソン(初フル)の記録が採用されたのだ。選手層が薄いおかげでランク入りしたものだが、本人は思いもかけなかっただけに、気分を良くした様子だった。

一方、男子62歳の100位の記録は、3:43:20なので、私のタイム(昨年のベスト4時間52分)では夢のまた夢だが、5時間の走力を70歳まで維持すれば、めでたく100位にランクイン出来る可能性がある。「継続は力なり」と決意も新たに、「美瑛ヘルシーマラソン」に明日、出発する。